ネチケットって何?

 ネチケット(ネットワークエチケット:netiquette = network + etiquette)とは
ネットワークを使う上で知っていて欲しいエチケットのことです。

 ネットワークを通して多くの人とメールをやりとりするとき、あなたのメール
が相手には読めなかったり、まわりに迷惑をかけたりするなど、いろいろ問題が
起きることがあります。そういったことを避けメールを気持ち良く使うための
「技術的なノウハウ」がネチケットです。

・ネチケットの基本は異る環境にいる人やネットワークに対するおもいやりですが、
ルールやマナーではありません。

・すべての項目を最初から理解する必要はありません。でも、メールをアクティブに
使っていくといつか必ず他の事柄にも遭遇します。そのときにネチケット文書を
読み返してください。

・ネットワーク世界の先輩たちも同じまちがいをしながら経験を積んできました。
だから、あなたの間違いにも寛容です。些細なことなら見逃してくれますし、
そうでなくても、こうしたらいいと注意してくれるだけです。そのときは素直
にまちがいを認め、次から失敗しないようにすればいいのです。何も恐縮する必
要はありません。

・逆に、相手が少しぐらい「無作法」に感じても、「ネチケット違反だ」という
のはやめましょう。相手には寛容に接してください。ネチケットはルールではな
いのです。

・ネチケットについてあまり神経質に考えず、実際にメールを利用しながら少し
づつ経験を積み、あなたなりのスタイルを作ってください。

この項でご説明している一般的なネチケットは、以下のサイトからの転載です。
インターネット上にはネチケットに関する数々のサイトがあります。参考のために
「ネチケット」という言葉で検索して見てください。(ちなみに、google
[http://www.google.com/]で46,400件の該当がありました)

 Tips for E-Mail ネチケット篇 ver 6.0β 1996/12/04
http://www.ed.kanazawa-u.ac.jp/~iwasaki/Tips/tips-60b.txt

 インターネットを利用する方のためのルール&マナー集
(http://www.enc.or.jp/enc/code/rule/index.html)

◆出す前に相手の立場になって読み返す。

一度送ったメールを取り消すことはできません。

・あなたはそのような意図ではないのに、相手が傷ついたり怒ったりすることが
あります。文だけではニュアンスは正しく伝わらないことがあるからです。
メールではあなたの顔は見えません。すぐに聞きかえすということもできません。
どういうつもりでいったのか相手は判断できないのです。誤解を生む表現や冗
談は控えましょう。

・相手の状況や生活環境がわからないままにメールを書いていることもあるはず
です。あなたが信じている常識が相手には通じないこともありえます。実は、あ
なたはずいぶん身勝手な事を書いているのかもしれません。

・おもわずムカッとくるようなメールを受けとることもあります。でも、条件反
射で怒りのメールを出すのはやめましょう。あなたの読み違いということだって
多いのです。一晩おいてもう一度相手のメールを読み返しましょう。

そして、メールを出す前に相手の立場になって読み返しましょう。

◆引用は短めに。

必要なところだけを過不足なく。

 返信時に相手のメッセージの一部を引用することがありますが、議論と関係な
い部分やあるいは全文を引用している人がいます。これは読み手に不快ですし論
点が取りづらいです。議論に関係する部分だけを引用するようにしましょう。
(前のメッセージの全文を引用して含めるのは、非常に悪いやり方です)

 基本としては段落を単位とするのがいいでしょう。必要であれば内容や言葉遣
いの改変にならないかぎり、行の一部を取りだす、改行位置を変えるなどの編集
をしても構いません。

なお、引用するときには、適切な出典(もとのメッセージや発言者が特定できる
ような情報)を明示しましょう。

◆インターネットは安全ではありません

 インターネット上のメールは安全ではないものと考えておかなければなりませ
ん。あなたが葉書に書かないようなメッセージ〔クレジットカード番号やパスワ
ードなど他人に知られたくない個人情報や非公開情報など〕は決してメールに含
めてはいけません。

◆安易に複製して使用しないこと

あなたが複製する文書については、その著作権を考慮に入れましょう。ほとんど
すべての国では著作権法が制定されています。

◆メールの送受信に関して

@よい経験則:送信する内容には慎重さを、受信する内容には寛大さを心がけま
しょう。たとえ挑発されても、激情的なメッセージ(これを「フレーム
(flames;炎)」 と呼びます)を送ってはいけません。一方、もしあなたが火
あぶりにあって〔非難されて〕も、驚いてはいけませんし、フレーム・メッセ
ージに対しては応答しないのが 賢明なやり方です。

A一般に、メッセージに応答する前に、あなた宛に届いた全部のメールについて、
最低限サブジェクト(題名)だけでも点検しておくことは賢明です。また、あ
なたが応答しようとするメッセージが確実にあなたに向けられたものであること
を確かめましょう。あなたが、主要な受け取り人 ではなく、cc:されただけであ
る場合もあります。〔cc:は、同じ内容のメールを(参考のために)別の人に転
送することを指定するための電子メールのヘッダ〕

Bメールのアドレスを書く時には慎重にしましょう。個人のアドレスのように見
えても、実はあるグループに送られるというアドレスもあります。誰に送ろうと
しているのかを知っておきましょう。

C返事をするときには、cc:の宛先に気をつけましょう。メッセージが1対1の
やりとりになるときには、他人を巻き込み続けてはいけません。

◆長文には件名に「Long(長文)」を・・

長い論説や個人的な論述を出す前には、全文章〔と宛先〕を点検しましょう。ま
た、サブジェクト(件名、題名)に「Long(長文)」という言葉を含めておくと
良いでしょう。 受け取り人は、メッセージを読むのに時間がかかることがわか
り、対応することができます。100行を超えるメッセージは「長文」と考えら
れます。

◆スマイリーの使用も控えめに・・

 声の調子を表わすためにはスマイリー(顔マーク)を使いましょう。ただし、控え目に。
「:-)」は、スマイリーの例です(横に見てください)。ただし、スマイリーを
つけておくことで、受け取り人があなたの言うことに満足するとか、ほかの侮辱
的な言葉を拭い去る効果があるなどと仮定してはいけません。

◆一目で内容がつかめるように書く。

短く、用件や論旨がわかりやすいように書きましょう。

紙に書かれた文書と違ってディスプレイの文字は不思議と読みづらく、また、電
子メールを読むときは短い時間で目を通すことが多いので、用件や論旨が(普通
の手紙と較べると味気ないぐらいに)はっきりわかる書き方をした方が良いです。
短くまとめる。(不要な挨拶や修辞は省く)
用件を先に書く。
箇条書にする。
段落は6〜7行以内にし、段落間は一行あける。
内容を簡潔に表した題名(Subject)を常に付ける。
といった工夫をしましょう。もちろん、短くても、丁寧で誠実な(できるだけ事
務的でない)文章を書くようにしましょう。

また、署名をつける場合、署名は短くしておきましょう。経験則では4行以下で
す。多くの人が、1分毎に接続料金を支払っていることを忘れてはいけません。
あなたのメッセージが長ければ長いほど、彼らはたくさん支払いをしなければ
ならないのです。

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