ベビーマッサージのやり方
ベビーマッサージを始める前に、お部屋の環境を整えましょう。
・ お部屋はちょうどいい室温ですか?
赤ちゃんは裸になるので、暖かい室温にしましょう。
大人が薄着でいられる室温がちょうどいいです。
・ すきま風は、赤ちゃんのリラックスを妨げてしまいます。
暖かいお部屋にしても、風があるだけで寒く感じます。
ドアの開閉がないようにしましょう。
・ ミルクを少しあげてから行いましょう。
満腹だと吐いてしまうのことがありますが、逆に空腹だとすぐに泣いてしまいます。
お腹いっぱいにミルクを飲んだら、2〜3時間はあけることをおすすめします。
・ テレビは消し、携帯電話も鳴らないようにしましょう。
急に鳴る音には大人でもびっくりするものです。
できるだけ、ベルが鳴らないようにしましょう。
赤ちゃんとベビーマッサージを楽しみましょう。
・ タオル・オイル・お気に入りのおもちゃ・ミルクの準備。
タオルは2枚準備します。1枚は下に敷くものです。
急に『おしっこ』をすることがあるので、予備にもう1枚あると安心です。
オイルはすぐに足せるように、ポンプ式のボトルがおすすめです。
ボトルがなければ、小皿に出しておくと便利です。
赤ちゃんの機嫌が悪くなったときに、お気に入りのおもちゃがあると助かりますね。
また、ベビーマッサージのあと水分補給が大切です。
ミルクの場合はすぐに作れるようにしておきましょう。
準備が整ったら、さっそくベビーマッサージをやってみましょう!
ベビーマッサージをやってみよう!
極力、テキストを見ながら『ベビーマッサージ』はやらないでください。
はじめは難しいかもしれませんが、ベビーマッサージは、赤ちゃんとコミュニケーションを取る事が目的です。
『赤ちゃんとおしゃべりしながら』、ベビーマッサージをする事が大切です。
これを忘れないでください。大切な事なので、もう一度、書きます。
テキストを見ながら『ベビーマッサージ』はやらないでください。
ベビーマッサージが意味のないものになってしまうと、わたしは考えているからです。
テキストを見ながらでは、『赤ちゃんとおしゃべり』は難しいですよね。
まずは、テキストを見ながら、人形や、ぬいぐるみで練習してみてください。
それではさっそくはじめましょう!
《手順 @ 》オイルを手につける

オイルの量は多すぎることはありません。
安心してたっぷりと使いましょう。
オイルが少ないと皮膚が引っ張られて、刺激になってしまいます。
少ないと感じたら、どんどん付け足していきましょう!
目安は、赤ちゃんの肌がテカテカしている程度が良いです。
《手順 A 》 脚 マッサージ
・ 左右どちらの脚からはじめても構いません。
体の中心から、遠い部分からはじめると、安心してマッサージを受けられます。
・ 今回はわかりやすく右足からはじめましょう。
・ ママ・パパの右手で赤ちゃんの右足首を下から支える。
・ ママ・パパの左手の親指を赤ちゃんの右股関節に当て、
ギュっと外側へ絞るように、足首まで回るように滑らせる。

・ 続けてママ・パパの右手で同じように、赤ちゃんの太ももの裏から
外側へ絞るように下りてくる。
☆ポイント 皮膚が重なっていて、汚れがたまる場所なのでしっかりと。
☆ポイント 足先は急に離さないでゆっくりと手を離していくと、安心感があります。
・ ママ・パパの右手で赤ちゃんのかかと下から軽く支え、
左手で太ももだけをくるくるとマッサージ。
・ ママ・パパの右手で赤ちゃんの足の裏を押して足首が直角になるようにする。
ふくらはぎをも同じようにくるくるとマッサージ。
☆ポイント 歩くときに必要なふくらはぎの筋肉を刺激します。
・ ひざが外へ向いていることを確認しながら、右足のかかとをおへそに近づける。
・ 少し右のお尻を持ち上げて、ママ・パパの左手でお尻をくるくるとなでる。
・ そのまま左右に揺らします。ゴロゴロ。
・ 足を元に戻して、もう一度右脚全体をなでおろす。
・ 左脚も同じようにやってみましょう!

《手順 B》 股関節 マッサージ
・ 赤ちゃんの両足首を下から支え、自転車こぎの要領で膝を屈伸。
・ 足先を持って左右にゆらゆら揺らしたりしながら、両脚をリラックス。
・ 赤ちゃんの両足の裏を合わせ、オムツ変えの要領で、おへそに近づける。
・ ママ・パパのもう一方の手で、お尻全体と腰の辺りまでくるくるとなでる。
☆ポイント お腹の裏側を温めることも、腸の動きの刺激になります。
☆ポイント オイルでお尻の皮膚を保護する。
ウンチが直接、皮膚に直接付かないので、かぶれの予防にもなります。
・ ママ・パパの手の重みだけでそのまま左右に揺らす。
・ 最後に赤ちゃんの腰から足先まで、両手に力を入れずになでおろす。
『まっすぐで長い脚になぁれ!』そんな願いを込めて、マッサージします。
《手順 C》 おなか マッサージ
・ 赤ちゃんのおなかにママ・パパの手を横向きに置く。
・ 手をずらさないように、手の重みだけで左右に揺らす。
☆ポイント ここでも、手のひら全体で赤ちゃんを感じてみましょう。
赤ちゃんの『温かさ』を感じてください。
赤ちゃんの『やわらかさ』を感じてください。
・ 次にママ・パパの手を縦に置き、手の重さだけで、時計回りになでる。
☆ポイント 腸の刺激になります。
☆ポイント 膀胱も刺激するので、おしっこも出るかもしれません!
これは赤ちゃんが、リラックスしている証拠です。
汚れを拭いて、嫌がらなければそのままマッサージを続けましょう。

《手順 D》 首、胸、うで マッサージ
・ ママ・パパの両手を赤ちゃんの胸に置く
☆ポイント 胸を温めることでさらにリラックスします。
☆ポイント 深い呼吸を促します。

・ そのまま肩までなで上げ、ハートを描くようにしてもとに戻る。
・ ママ・パパの手を赤ちゃんの肩に置き、肩を少し温め、指先までなで下ろす。
なでおろす時、赤ちゃんの手のひらにママ・パパの指が入るようにする。
☆ポイント 手のひらも無理には開かないで!リラックスすると自然と開いてくれます。
☆ポイント 手は思っている以上に汚れています。汚れがたまっていないかチェック!
☆ポイント 安心したオイルを使っていれば、多少なめても構いませんのでご安心を。
・ 再び、ママ・パパの手を赤ちゃんの腰に置き、今度は腕を真横に開いていく。
・ 腕を開いたとき、ママ・パパの顔を近づけてキスをしたり息を吹きかけてみてください。
赤ちゃんはとっても喜びます!
・ 肩が柔らかかったら、3回くらいに分けて腕を頭の上まで持っていく。
バンザイのポーズが取れたら、リラックスできている証拠です。
・ 最後に再び、肩に置き指先までなで下ろす。
『腕もまっすぐ長くな〜れ!』と願いを込めます。

《手順 E》 うつぶせにする
ゴロンッ
《手順 F》 背中 マッサージ
・ 赤ちゃんの肩甲骨の上に、ママ・パパの両手を横に置く。
・ 手を交互に、背中を通しお尻までしっかりとなで下ろす。

・ ママの手をカップ状に丸め、背中の上からぽんぽんと軽くたたく。
☆ポイント 咳が激しいときはダメだけれど、痰からみの軽い咳をしているときは効果的です。
☆ポイント これが好きな赤ちゃんは多いです。泣いていても泣きやんじゃうかも!
・ 赤ちゃんが腕で自分の体重を支えられるようになったら、
ママ・パパの両手を赤ちゃんの肩に置き、腕を後ろへ優しく引っ張る。
腕を体に沿わせながら、そのままひじあたりまで滑らせる。
☆ポイント 背筋は姿勢を保つ上でとても大切。
☆ポイント 赤ちゃんにとっては、かなりの運動量だから無理はしないで!
☆ポイント この姿勢ができると、うつ伏せ・ハイハイが楽になります。
《手順 G》 腰、おしり マッサージ
・ お尻を中心に円を描くように、くるくるとなでる。
・ 赤ちゃんの左足の膝を曲げ、内くるぶしがお尻に付くように曲げる。
・ ママ・パパの右手でその脚を手の重みだけで支え、 左手でふとももの前面をマッサージ。
・ 右も同じようにやってみましょう!
《手順 H》 背中 マッサージ
・ 再び、背骨の両側を縦に滑るように足先までゆっくりなで下ろす
・ これでマッサージはおしまい!
・ 抱っこしてあげましょう!
《手順 I》 首の後ろ、耳の後ろ
・ ママの手の重みだけで、赤ちゃんの頭全体を、円を描くようになでる。
☆ポイント 乳児湿疹はオイルでのケアが効果的です。
・ 首の後ろ、耳の付け根をゆっくりとなでる
☆ポイント ごみがたまりやすかったり、湿疹ができていたりします。
スキンチェックをしましょう。
《手順 J》 終わりのあいさつ
・ 赤ちゃんに終わりだよ、と声をかけ抱きしめる。
『気持ちよかったね』とか『楽しかったね』と話しかけてください。
きっと笑顔で返してくれます!
『ベビーマッサージ』の最後に
・ 赤ちゃんに、ミルク・おっぱいなど水分補給をたっぷりとさせてあげましょう。
・ このまま少し空気浴をするのもおススメです。
・ オムツ、着替えをしてゆっくり休ませてあげましょう。
さぁ、明日からと言わずに、今日からはじめてみましょう!
はじめから、全部のステップをやろうとしなくてもOKです。
できるところから、できるところだけ、はじめてみてくださいね。
ベビーマッサージは『赤ちゃんを感じながら』、『赤ちゃんとおしゃべりしながら』
これをお忘れなく!

今回のベビーマッサージのやり方は、ひとつの目安です。
ベビーマッサージに慣れたら、その子の好きな順番で構いません。
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