YAMAHA FZR250R 復活記 

−懐かしいあの頃へ−

 外観チェック開始

車体を外から一瞬見ただけでもすぐわかる。

実に酷い状態である。

一言で済んでしまう。

完全ボロ。

カウルは割れているし、少々見ただけであちこち錆びだらけなのが分かる。

燃料も腐ってタンク内もまったくダメ

大錆発生

エンジンも不動状態

セルさえ回らない。

バッテリーもNG

冷却水も抜けてなくなっている

エンジン起動なんてもってのほかです。

だけどなぜか走行距離を見てみると数千キロ台のもの

メーター付け替えで距離疑義車かと思ったが実際メーター本体が取り外された形跡はない

実走行値であることが分かった。

だが、苔が生えている状況からすると完全体の放置プレイ車。

電柱下に置き去りにされた捨て猫状態だったということ。

しかしながら

実際ぱっと見て感じたあの直感と感覚は間違ってはいない。

直接僕が買い付けに出かけて直接引っ張ってきたわけだから。

少しずつ時間をかけて直していくだけである。

ここで仕事やら雑用やらありまして数日時間が空きます。

夜中の作業で少しずつ楽しみながら直していきます。

F6Bカプチーノを作り上げた時の感覚も蘇ってきます

楽しさが目の前にある

それだけでもうれしいのです。

 まずは燃料コックから

今回の整備修復方法は、適正順序を変えています。

毎日ホームページを作る時間はないため、ひとつひとつ報告する義務もなく

とにかくバイクと真正面から対面して触っていたいから

ポイントを述べるにとどめたいのである。

あの頃を思い出して、懐かしみつつ修理する

走り出す時のあの瞬間を実現するために。

現状確認をしても、最初から解体決定ボロバイクをゼロの状態から直すわけです

動作確認と同時に修復作業を行ったほうが結果的に近道となるからです。

これも今までの実経験、プロレベルの作業を行ってきた証が文章に現れていると思ってください。

通常は、状態を全て確認してから修復作業に入るべきものですが

プロの場合は少々脇道にそれたり、戻ったり

それでいて近道を探せるようになるものなのです。

その点についてはご了解いただいて文章を読むように願います。

さて、取り外したコックの修復から始めます。

コックは最初から詰まっておりました。結晶化したガソリンが通路を完全にふさいでおります。

これを全て洗浄しなおして再使用できるように復活させます。

バイク乗りで整備が好きな連中さんは、こんなものは余裕でしょう。

ネットではキャブクリーナーを使うと良いということですが

僕は最小限だけにしています。

Oリング等のゴムに関しては全くもって洗浄効果が出過ぎてパーツ変形を招きます。

ですので普通の洗浄と、ちょっとした洗浄剤を用いて気長にクリーニングと調整をしてきます。

当然Oリングは新品交換です。

普通の方でしたら、修復しないで新品を買ったほうが良い。

理由は、コック自体が破損して組付調整不良で燃料が漏れる。

まだヤマハでパーツ補給しているため新品パーツで修復することを勧める。

燃料の結晶化は特定薬剤を用いないと除去は出来ないだろう。

その方法はオーナーさんが編み出してくださいませ。

 タンクの残留ガソリンを抜く

年末年始の頃、気になっていたコックの整備が終り、燃料タンク内の腐ったガソリンを抜いて廃棄処理に回します。

コックの方はまだ新品パーツ交換が終わっていないため洗浄と改良を施した状態で保管

錆びだらけのタンクがやはり気になる。よって

タンク内メインサブフィルターから取り外して、そこから抜きます。

廃ガソリンは変質しているものの、引火性が強いものです。(燃焼性ガスの大半は揮発して蒸散してしまっていますが)

危険物取扱者資格を取得した方々ならばなおさら分かるものです。

処理方法も細心の注意をしながらオイルドライ、砂等に含ませ長期間放置させるようにした後

霧状の水をまんべんなくオイルドライ、砂等に十二分に含ませ不燃物処理に回した方がよいでしょう。

そんなに多くの砂等の吸着剤は必要ありません。

タンク内にオイルや灯油等と混ぜた場合もダメです。(2ストオイルは正常使用で防錆上、仕方ないでしょう)

もしも、灯油洗浄する場合

完全に灯油を洗ってから、乾燥(しません)して油分がゼロの状態にしてからガソリン給油しないと

本気で危険です。

この点は資格勉強すればすぐ言っている意味が分かる。はずです。

それでも、ま、一回試してみれば?(引火、ちゅど〜ん!ってな具合です)

俺はやらない。絶対に。

 キャブの残留ガソリンを処理する

ガソリンコック整備ですでにガソリンがキャブまで回っていないことが分かり

すっかり乾ききったキャブ内部でした。

分解してみたら、かなり綺麗とは言い難く

やはりゴム系、オイルシール系はまったくダメです。

他の方がネットで記載している通りですが

パーツの入手性は低く、というよりも

YAMAHAパーツの価格設定が異常なのです。

殆どが別のキャブ設定メーカーから単品入手するようですので、今回はその情報を頼って修理していきます

その方が圧倒的に修理コストを下げることが可能です。

 各部品を取り外して簡易検査

前オーナーは、かなり酷い駐車環境で放置してきたのだろう。

このバイクが好きならば何か対策、対応策を講じることができたのではないかと思います。

すでに遅し。とはこのことである。

カウルの状態は普通以上であったものの

コケが生えているような状況が散見される。

アルミ錆びも大量に発生

カウルを全て取り外して次はエアクリーナー、キャブレタを確認してみる

タンク、シートを取り外して内部が見えてくるごとに、明らかに面倒を見ることを放棄して

朽ち果てるのを楽しんでいたのだと思います。(何にもメカのことは分からなかったということだ)



明らかに錆びが酷い

ただ、偶然なのか必然なのか

一度も分解整備された形跡がなく、今回僕が初めて分解整備に着手していることが分かった。

エキゾーストパイプに絡まったバイク保管用シートのきれっぱしが出てきた。

ということは、保管はどうにかこうにか行っていた形跡がある。

不思議に感じたのはエンジンオイル

ここまで酷いとオイル、フルードは確実に交換されていないはず

しかしながら、エンジンオイルだけは綺麗なのだ。

つい最近まで起動させていた形跡があったのである。

おそらくは1年〜3年は不動状態で放置されていたと思われます。

腐ったガソリン臭もするから、普通以下のメンテ状況で乗り続けていたのだと思います。

もちろん車両ごと放置状態で。

さて、タンクを取り外して

キャブレタやら、エアフィルターボックス含めまとめて取り外してみた

やはり分解整備された形跡はない。

ホースだけは汎用品に交換されたようだ。

多分僕の感覚に間違いがなければ、エンジン含め、車体全体が復活し走り出すこともできるだろう。

条件はやはり良くないが、オイルシール、ガスケット類を全て交換して

再調整すればいけると判断した。

現状で一番状態が酷いのは燃料タンク内部である。

錆びも大量にある。

ホース類もカチカチに硬化しており使い物にならない。

これは新品交換しないといけない状態である。

チェーンも当然交換

消耗品類は全て交換及び調整となることが決定となった。



一瞬見ただけで

ダメだ。

しかし、何か良いと思われるものが感じられる

この感じは一体何だろうか?

こいつがどのようなカタチで修復されていくかとても楽しみでしょう?

あ、でもバイク通の方はスルーしてもらって結構です

基本バイク乗りは嫌いだから。
(整備、修理についてテキトーな人も多いからです)

(また、変なウンチクを述べるボ〜ケさんもいらっしゃいますので、完全無視させていただきます)

4輪も2輪も基本技術、応用技術、技能は全く同じ

どちらが上とか関係ないし。

僕は独りで修復を楽しむ。それでいい。

邪魔されるのも嫌だ。

貴重な時間を使ってコツコツ整備していく。

これが楽しいのだ。

各パーツ類をみると

数十年の時を超え、僕の目の前に現れた

きっと、僕のところにきたということは完全に修復され、修復完了まで時間はかかると思うが

結果、気持ちよく走れる。

そして延命治療以上のカタチで末永く僕の手許に保管され、手放すこともない。

それが分かっていたからこそ、僕のところに来てくれたのだと思っています。

値段も普通では考えられないものだったし。

市場価格からすると1/10以下の価格だったのだ。

質流れ品、いわゆる質草みたいなものだったのだと思います。

とにかく汚れ、錆びのオンパレード

本当にこいつが動き出すことができるのか?

必ず最後まで整備して走れるようにして見せますわ。

慌てて急いで直そうとしても所詮無理なのだから。

 電装品のオールチェック

ガワを全て剥いで、電装品のチェックを開始。

バッテリーは最初からNGです

1V以下の電圧しか出力しない。

ヒューズボックスを開けてみる

すると電動ファンのヒューズが断になっており

規定ヒューズの1/2のものが装着されている

そりゃ、切れるだろうさ

ヒューズの新品は4輪から流用可能なので、まずはファン以外の動作確認を実施します

僕が特別に作ったバッテリー移動台車でリンク、ブースト処理してみることにしました。

今回はセルスタート機能は起動させず

ブースターケーブルをつないで実験してみることにしました

1HX系エンジンはスターター装着モデルのため、スイッチ一つで起動

一発スタートボタンを入力。

・・・・?

スターティング音すらしない。

ピコピコとスイッチを連打

一瞬だけ「キュン・・・」

あ、そうか・・・

動かない理由が分かりました。

ボタン類で内部スイッチ接点類が固着気味

そして電気的な抵抗がかかっているのだと思います。

一度ブースターを外して、スイッチを連打、連打、連打

で、つなぎ直して

・・・・以上!

スターターリレー、CDIが駄目っぽい

ブースターを直結してメインスイッチONのまま放置

ニュートラルランプ、オイルスイッチランプは点灯している

12Vは途中まで来ている。

と、ケツ下から突然変な音が

EXUPアクチュエーターモーターがウイン、ウインと音を立てて動き出したのである。

ああ、これでスターティングモーターが回るかもしれない

ということでスタートボタンを押してみる

「キュン、キュン、キュン・・・」

ようし!これでエンジンオイルが内部に回る。

オイルスイッチが反応してオイルランプが消灯した

オイルが一時的にではあるが循環した瞬間である。

エンジンロックはしていないということがここで初めて分かった瞬間でもある。

これで駄目なら、後々フルオーバーホールのスケジュール立案するだけである(今は時間がないためゆっくりと考えることにした)

ライトONしてみる

一言で終わり

ライトはつかない

バルブ切れだろうか

リレーだろうか

やはりスタータースイッチがおかしいことから

ヘッドライトスイッチも抵抗大になっているのだと思います

で、スイッチON OFFを繰り返してみた。

じわっと、ぼわっと点灯してきた

だが、ここで気付いた

明るくない

実に明るくない!

「暗い」

プロジェクターなのに、何だろうかこの暗さは(笑)

開発資料を見てみると

当時は明るいとされた説明があった、が

今となっては蝋燭行燈クラスです。

高輝度バルブに交換しないとダメだわ。

そもそも高輝度バルブも存在するのだろうか

確か、PH6Zとか言う不思議なバルブだったと記憶している

あまりの暗さに驚いて、何か出来ないかとワイパー&ライトウォッシャースイッチを探してしまった。

バイクにワイパーもウォッシャーもついていない。

無ければつけるか?

可能だが、意味ない(笑)

とりあえず、エンジンは多分良い物であることは間違いなさそうだ。

圧縮測定も基準値内で良好レベルであることを確認できた。

さすがに今日はもう眠い

この辺でおやすみなさい。

 燃料系のチェック

数日、時が経過し眠い目をこすりながら

分解作業を再開

一度取り付けたタンクを取り外す

カウルはすでに取り外して丸裸にしてあります

前回判定の結果から、タンクは再使用はできません

完全にガソリンが腐って結晶化しております

コック(バルブ)もNO

花咲かGの出番ですわ。

穴が開いたらアルゴンでくっつけて差し上げますわ。

ガソリン蓋を開けてみても、完全に詰まっております。

悩みの種が出るわ出るわ・・・

でも、あまり気にしていない。

予測していた通りかそれ以上の不具合がすでに発生。

ここまでは錆び取りで対応すればどうにかなりそうだ。

問題はキャブレター

白錆びがすごい。

と、外観チェックを済ませて、今日は作業終了。

 キャブレターを分解してみた

文体の流れからすると、酷い物なのだろうと容易に予測できるでしょう

開けてみて分かったこと。

外観とは真逆でとっても綺麗なのでした。

腐ったガソリンで満たされているかなと思っていましたが

まったくそんなそぶりはなく

驚くほど綺麗でした。

外装はボロだったものの、前オーナーは燃料関係に関しては厳にしていたのだと感じます。

エンジン単体の圧縮もなぜか良好で整備基準値の上値をマーク

エンジンオイルはダメでしたが、それでもなぜか綺麗なものが入っております

この点はテスターチェック中にも数値で表れているため

やはり乗り方は丁寧だったということ。

それを引き継いだという幸運はやはり何かあると感じました。

後はOリング、ガスケット類が入手できるかどうかで全ての流れが決まってきます。

この話、まったく真逆のお話しです。(笑)ムカついて記載させてもらいました。

前オーナーに逆襲してやらんと、意味がないと思ったからだ。

 作り手に純正パーツ供給があるのか聞いてみた

一言で終了。

「い!高すぎだぜ」

ちっこいOリングが一個千円ですか?

ガスケットと称した単なるゴム一枚1万数千円ですか?

ありえんわい!

ヤマハの純正部品はいとは聞いていたが、高い?

いわなぁ

ブレーキパーツはマスター関係もすでに廃番

廃番?

ブレーキですよ、ブレーキ

マスターキットが7千円ですか?

何だ、この金額は(怒)

社外品で頑張れば?と言わんばかりの回答

FZR250が好きで乗っているオーナーも多いと聞くが、保安部品類は常にストック在庫しておかないと

部品供給無し

販売終了

この言葉が連呼されてしまう

これでは、何でもかんでも保証期間という言葉で逃げているメーカーと同様です

どうにかならんのかい?

ヤマハらしくない行動力

これではスポーツエンジンのヤマハの名前に傷がつくのではないでしょうか?

僕は、正直部品供給レベルでブレーキ関係、マスターキット関係はまだ発給があると思っていたが

す・べ・て

裏切られました。

まあ、どうにでもなりますので「負け惜しみ」しておきますが

でも、問題大ありですわ。

やはりバイク通の方々にはオールドバイクは敬遠されがちというのは間違っていないようだ。

純正パーツがなければ(特に保安系)オリジナル系レストアは不可能ということだ。

登場発売から25年?くらいは経過していると思われる車体ゆえ

廃番、販売終了のパーツも数多い。

主要パーツでもバルブパーツの片方がすでに販売が終わり、入手できないのには驚かされた。

さてさて、どのようにレストアップしていくか面白くなってきた。

焦りはない。

ただ、何時になったら走り出せるのだろうかという不安はあるが、どうにかしてみせます。

バイク乗りにはご用達の南海部品で純正パーツ、消耗パーツを買うのはNG。

必要外経費も請求される。

つまりは余計な出費になる。

純正価格にリベート請求される会社だ。

であるから、その辺のバイクやに直接部品供給してもらったほうがお得。

 純正部品廃番も数多く

FZR250R本体の販売終了から数十年が経過し

ヤマハ純正パーツの入手で、ここは絶対に修理交換必要だろうという箇所が

ほとんど全滅。

入手できません。

ここまでくるともう笑いしかでません。

レストア屋として

この流れは部品がない車両のレストアする楽しみの一つになります。

なければ、新たに作り出すか、それとも流用するか

臨機応変に対応することが大切です。

一番大切なことは1oでも走り出すことが重要

しかしこれはあくまで初期段階の考え方。

これに大前提となるのが「命」を乗せていること

つまり最大限の安全対策を導入して初めて小型車両として成立することが可能となることを忘れてはならないのである。

 朗報

今となってはどうでも良い話

車体フレームナンバーが買った時と引き取り時に合っているか再確認してみた。

合って・・・ました。

うん?

数値は合っているが、うれしい勘違いをしていた。

3LN3ではなく5だったのだ。

後からマイナーチェンジが繰り返されてフレーム番号に応じて分かる仕組み。

パーツリストから検索してみたところ

どうも、新しいバージョンとのことだった。

少しだけ年式が新しくなる。

最初に見つけた時は、3LN3だと思っていた。

販売業者も「サンっ」て言ってたのに。

電話口では2KRっぽい話だったから、それにくらべりゃ2ランクアップの1200点満点ってところ。

最初に紹介をもらった時に、当時みたカウルカラーリングとは違うな・・といった感じはあったのだが

カウルなんて後でどうにかするからよい。と思っていたから気にもしていなかった。

どうりで最初に思い描いたカラーリングと違うワケだわ。

実は、最初に購入を決めた時フレームナンバーだけメモして金払って帰ってきたという

買い手は僕以外にはないと。

これだけボロけりゃ、良識ある人であれば間違いなく手は出さない

という代物だということです。

カウルはボロだろうが、何だろうがどうにでもできる。と思っていたのだ。

フレームやエンジン等の駆動系、中身が問題なだけだからだ。

直せる整備力と応用力はすでに備わっているからできる芸当。

直せるオーラ全開な今回のFZR250Rは、俺の手で直してほしいという思いが見え隠れした。

やはりF6Bエンジンを探した時と同じ状況下にある。

しかしながら、車体を探すのはF6Bの方が格段に難しかった。

台数も極端に少ないことに加え良好なものは一切出てこない状況だったからだ。

その点、バイクは条件が良くなる。(FZRは少ない領域だとは思うものの)

安心感が違う。

昔のように勉強中の身分とは違う。

今は、動きに制約はあるが、安価でかつ良好な技能を直接注ぎこめる状況

後は少しの予算(数万円だと思います)

いわゆるお小遣い価格で修復可能。(ただし、新品カウルだけは除きます、YAMAHA純正パーツも販売終了である)

ゆっくりじっくり触っていこうと思う。

朗報は、オイルフィルターがマフラーを取り外さずに交換可能なようにエンジンマイナーチェンジされた点。

このアドバンテージは大きい。

3と5でも同じではあるが、パーツの入手性が少しだけハードルが下がった感が俺にとって一番の朗報となった。

実際は、ほとんどの主要パーツが販売終了となっているが、そんなものは知恵と勇気でどうにでもしてみせますわ。

マフラーを取り外さなくてもオイル交換作業ができるのは部品供給の関係、そして無駄な費用が出ない利点はうれしいものである。

普通は、フィルター関係は容易に交換可能なものにしなければならないのに、何故YAMAHAは複雑な構造にしたのだろうか?

謎だ。(実際は謎でもなんでもない)

検査してみた結果をおおまかに記載する

@ゴム系は全てダメ
Aブレーキもフルオーバーホール決定
BホイールもNG
Cキャブも全く駄目完全にオーバーホールが必要
DFZRではお約束のインシュレーターもヒビだらけ
Eチェーンも再使用はできない
F燃料系は全滅
Gハンドル周りも全てオーバーホール、オイルシールも交換
Hタンク内や車体に錆びあり、キャップにもわけのわからん異物が大量に付着

要するに、ボロ。パーツで売ってもまったく金にならないポンコツってことだ。

結果は、全て分解して部品交換調整組み付け決定、再塗装も決定

良好なもの
フレーム簡易測定では曲がりなし
タイヤは移動するときに回転したから動くだろう
スピードメーターはなんとなく動いている。

数十年もの時を生きながらえてきたのだから仕方のないところ

というかすでに終わっていた車両に変わってしまった。

だが、こんな程度でくすぶっている俺じゃないぜ。

徹底的に闘ってやる。

自分自身との戦いみたいなものだ。
EA21RカプチーノF6B搭載への道トップページへ