「THE BLAIR WITCH PROJECT」(1999年米 D・マイリック/E・サンチェス監督)
〈怖いってなんだ?〉この映画は今までの映画というよりも、映像を使った作品、芸術作品っぽい感じがした。別に芸術作品といっても芸術的に誉めているというわけではない。KENZYはあまりマニアック路線をいく人ではないので、その価値がよく分からなかった。映画の内容というよりも、そういった内容のものをあんなに大宣伝するのがちょっと納得いかなめ。決して万人受けする映画ではないと思いました。多分ヒットする人にはかなりストライクなんでしょうけど。内容の方は妄想力が高ければ高いほど、怖さというものが感じられると思います。絵的には怖いものは移っていないので。人間にとって一番怖いのは、その存在が良くわからないというときでしょう。ホラー映画で見られるようなグロい映像というのは、怖いというよりも生理的に気持ち悪いって感じです。その点ではこの映画の手法はレベルの高いやり方かなと思います。KENZYは妄想力が中の上だと思うのでそれなりに怖かったです。それから映画はドキュメンタリーで進むので、リアルに感じられる部分がありました。主人公達は映画学校の生徒でドキュメンタリーを撮ろうとする。そして彼らが撮ったドキュメンタリー・フィルムを私達が見るという設定です。ちょっと変わった映画を見たい人は行ってもいいんではないでしょうか?(KENZY/板前ヘッド)
「200 CIGARETTES (200本のたばこ)」(1998年米 リサ・ブラモン・ガルシア監督)
MTVプレゼンツということもあり、80年代初頭(舞台は81/12/31〜82/1/1)のヒットソングに乗せて、極めてMTV的なノリで進む青春ドラマ。ベン・アフレックやケイシー・アフレック、クリスティーナ・リッチー、そしてコートニー・ラブなど若手スターの競演で展開される大晦日の夜の物語である。最近の80年代回帰ブームもあるが、ちょっとダークだけど蛍光色の似合う80年代的なテクノロジカルサイケデリックの様子はなにか懐かしさも感じる。 「ベッドの下手な」エリックの「花びら」アートやNYの当時のアートブームの様子はウォーホールやバスキアの全盛期を思い出させ、また、バンド=パンクもHM/HR 以前のクラッシュやピストルズのUKパンクブームを思い出させる。普通にみているだけでも80年代の風俗がわかりやすく見て取れる、大晦日の恋に恵まれない男女の模様。ミレニアムまでもうすこし!恵まれないヒトはこの映画を見て、そのあとパーティに出かけよう!きっといいことがあるはず!1/4で終わるので見たい人はお早めに!でも、まさか最後にコステロがでてくるとは思わなかった。(あっ、これは別に教えてもいいはず。)(nob/パラパラ練習中)
「MATRIX」(1999年米 ウォシャウスキーブラザーズ監督)
キアヌ起死回生の一発として、公開されたこの作品はキアヌのかっこよさやCGにばかり目が行きがちである。しかし、「ブレードランナー」のタイレル本社ビルに続いて、建築界に衝撃を与える空間性が映像の中の繰り広げられたというところは、映像史上において着目すべき点である。白一色の何も無い空間こそが真実であり、「マトリックス」と呼ばれるコンピューターによる支配的な映像を人間は見ているのだというテーマは誰しもが感じたことが一度はあるのでは無いだろうか?ジョージ・ルーカスの「THX-1138」もそのテーマを扱っているが、かの作品が精神性あふれるものであったのに対し、本作ではさらにエンターテインメントとしての要素を組み入れることに成功し、それをサポートしたCG、セット、ディティールの統一性は完璧であった。ヴァーチャルアーキテクチュアの分野にも大きな影響を与えると思われる。サウンド的には、プロディジーやマリリン・マンソンなどメジャーどころを登用したのが個人的にはマイナスだったと思う(プロディジーの曲は有名すぎる)。しかし、映像とマッチし、さらに最近のブームを押さえた選曲になっていると思う。三部作(アレをパクったのか?)らしいので、次作に期待である。(nob/時空旅行家)
CAUTION!!
ここからは映画を見てからか、見ないからどうでもいいやって時に見てくれ。
第6感について自分的な解釈で述べたいと思う。この映画は第6感=霊感となっていて、一般の人には見えないものが見える少年に、かつて同じ症例の子供を救えなかった精神科の医師がその子を治すことで仕事に対しての自信と妻との関係を修復するというストーリーだった。全体の感想としては最後にそう来るか!とやられた感じだが、この手の映画をみたことがない俺にとっては結構びっくり映画だった。ストーリーとしての魅力は普通かな。ホラー映画ではなかったからよかったけどね。ストーリーの組み方の方に考えがいってしまっていた。うまく作られていた。ちゃんと複線もあったと思う。最後のどんでん返しを理由付ける場面があった。 (KENZY/エクセルマスター)