Nissin Cup Noodle (20th Century aniversary Version)/日清カップヌードル(二十世紀カップヌードル編)TVCM

日清のテレビコマーシャルは「CMとはかくあるべき」という良いお手本のようなものが多い。「HUNGRY?」の原始人シリーズもそうであったが、永瀬正敏のキャラクターをうまく生かした「二十世紀バージョン」は一度見たら忘れない。でも、商品に関する情報はただ「二十世紀品質」というだけで、あとは何もない。商品として完全に確立したものならではの裏技ともいえるが、同様の商品でも大して味が変わってないにも関わらず「新しい味」とか言っているようなCMもあるだけに、これはかなり効果的に差別化を図れるといえる。CMは現在までに「カール・ルイス世界新バージョン」「ベルリンの壁バージョン」「ゴルバチョフペレストロイカバージョン」が出ている。いずれも、「結構アドリブ」という永瀬の動きと周りの映像との融合が見事であり、これはある意味CMに留まらない合成作品として見ることが出来ると思う。しかし、映像の権利の代金以外にロケ・セット費用がかからないなんて、なんて安上がりなCMなんだろう。私は「ベルリンバージョン」(とゴルバチョフバージョンの永瀬の動き)が好きである。二十世紀もあと一年ちょっとあるだけにこれからも期待である。(Nob/缶コーヒーマニア)