二ツ宮学園・ひかわ幼稚園 TEL:048-771-0744






- 卒園児母の声 -

2014年3月某日、卒園生6名の母が集まり座談会と称した会を開きました。
そこでの会話を−卒園児母の声−としてまとめましたのでご紹介します。

【2年保育を選択した母】
2年保育にするか?3年保育にするか?これを、どこの幼稚園にするか?よりも悩みました。
生まれてからずっと一緒だった子ども。その子と「いってらっしゃい」を始めるかどうかだからです。
一度「いってらっしゃい」を始めたら、小学校・中学校・高校・・・
これからずっと「いってらっしゃい」だから、それを本当に始めてしまうのか?
自問自答を繰り返す日々でした。本当に悩みました。結局、私は2年保育を選びました。
もう一年、ママとべったりの期間を経てから幼稚園に行くのでもいいかなと思えたからです。
怒ることも多いだろうけど、そんな過ごし方もいいかなと・・・。実際、怒っていましたが(笑)。
幼稚園に行っていたら出ていくお金で、下の子と3人で朝から遠出を何度もしました。
まぁ、グダグダで帰ってくることもしばしばでしたが(笑)。
今も、子どもがこの期間に行った場所を「ここ、あの時来たことあったよね」と覚えているんです。
そんな記憶を聞くと、あれで良かったのかなぁと思ったりします。

そして、いよいよ幼稚園を選ぶ時には、2〜3園を実際に見学しました。
毎年先生が変わる幼稚園、お客様扱いされた幼稚園、う〜んと思っていた中、ひかわ幼稚園を
見に行くと先生は園児に「ダメなことはダメ」と言っていました。お客様扱いもされませんでした。
そしてベテランの先生は親みたいに怒っていました(笑)。
2回目に見学に行った時、ちょうど転んだ子がいたんです。どうするのかなと様子を見ていました。
すると、すぐに他の子がかけよって「大丈夫?先生の所に行く?」と声を掛けていました。
先生も転ん事に気が付いていましたが、すぐに【ヨイショ】と手を貸すのではなく本人かお友達が
言いに来るまで待っていました。
それを見て、「あ、ここ良いな」と感じました。

その上、チャボとか動物に毎年のように新しい命が誕生する。
それを身近な風景と感じながら、子どもが幼稚園生活を過ごせる
環境にも後押しされてひかわ幼稚園に決めました。


【上の子とは別の幼稚園を選択した母】
上の子が通った幼稚園にも行事のお手伝いはありました。
引越ししたてで小さな子もいた私は、入った園のママたちの輪に入るキッカケとしても
お手伝いに参加したかったのです。ですが、「動ける人が動くから大丈夫」と、当然のごとく
蚊帳の外にされてしまいました。そのまま園のママたちとつながるキッカケを持てないまま
上の子は卒園を迎えました。 そんな日々でしたが、ご近所のママでひかわ幼稚園に
通わせている方が、ずっと気になっていたんです。
そのママが幼稚園のサークルに行ったりなんだりと、幼稚園通いを生き生きとされていたからです。
確かに、幼稚園に行く回数は多いように感じましたが(笑)実際にひかわ幼稚園の事を
聞いたりするうちに、上の子とは別になっても良いから、下の子はひかわにしようと思って
見学に行くことにしました。
確かに、ハード面では一見、見劣りするところはあったけれどそういうところはイイんです。
問題なかったです。
実際、幼稚園のトイレは洋式も和式もあります。選択権があるけど和式で用を足す
機会があることで、小学校に行ってから【校外学習】の時に和式しかなくて戸惑っている子を横目に
ひかわ卒の子は、物おじせずにジャンジャン出来ちゃいます。
全部が洋式でないメリットは十分にあるんじゃないかな。
キャンプ場とかも和式しかないとこがあっても困りませんしね!
それに設備は古くても、毎日先生方がトイレも床も水洗いで清掃して下さっているので
子どもたちも臆さないで出来て、和式にも慣れていけるのでしょうね。
それ以上に【危険遊具で遊ばせてくれる】ことは子どもにとって財産だと感じました。
今時、ジャングルジムなんて公園で目に出来ません!こうした【ケガが出来る遊具】で遊べるから
ケガした経験から小さいながらも【自分を守ろうとする術】を持てます。いつでもケガが出来て
その意思を育める遊具があるのは貴重なのでいいなぁとひかわに惹かれました。
この幼稚園で過ごして小学校に行くと、ちょっとしたことでTELが来るので驚いちゃいます(笑)。
それは子どもに伝えてくれればいいから、その時間を他に充てて欲しいと何度思ったことか・・・。
もったいない。

そうそう、【ふわ〜とした伝言】もひかわのいいなと思ったところですね。
年少や年中の終わり頃、例えば「(クラスで飼育しているウサギ用の)新聞が少なくなったから
持ってきてね。」や「持ってくるものの大きさ・形・期日」を伝えて【おうちの人に伝言する】ことが
子どもに課せられるんです。これはイイです!
子供にとってみたら突然、先生から言われたことを伝言しなければなりませんから、必死で
親に伝えます。伝えられる子もいれば、伝えられない子もいます。伝言を忘れちゃった子もいます。
急な子供からの伝言に親も「???何のこと???」となり、結局親同士の情報交換によって
持って行けた子も多かったりします(笑)。
でも、意外としっかりしてるのねと我が子の見えていなかった一面を発見出来る親もいたり・・・。
この課題の良いところは【誰も傷つかないところ】ですね。
例え要件をきちんと伝えられなくても(伝わることが前提とされていないため(笑))大丈夫だから
誰も嫌な思いをしないんです。良い練習だなぁと思います。

親のお手伝いは多い方かも知れません(苦笑)。
でも振り返ると、それを含めてひかわ幼稚園の園生活は、楽しく充実していましたよ。
それに小さなお子さんが居たらフォローの掛け声を誰かがかけてくれるから、お手伝いも
出来る範囲で関われます。そしてそういった気心の恩返しとして、自分が自由に
動けるようになったら、率先して引き受けようと素直に思える良い循環っていうのが
ひかわ幼稚園のお手伝いにはある気がします。だから、おそるることなかれ!
卒園して思うこと・・・ひかわ幼稚園は【見た目以上の良さがある】幼稚園です!


【サークルを立ち上げた母】
自分が学んできたことを伝えられたら・・・と、ずっと思ってはいたんです。
ひかわ幼稚園に入って、お母さんサークルがある事は知っていましたが、自分で立ち上げる事が
出来るとは知りませんでした。
ある時、サークルを立ち上げたママに相談してみたら、「悦夫先生に相談してみたら?」と
言われたので、思い切って相談に行きました。 すると、相談のはずが「じゃあサークル発表の前に
みんなに知らせた方が良いから文章を紙に書いて持ってきて。」 と言われてビックリ!(笑)
「何でもやってみないとわからないじゃない!何人集まるかもわからないし・・・」 と言う悦夫先生の
ご指導により、すぐに原稿を書いて、持って行き、思いもよらず急発進で
私のサークルが始まりました。(笑)
【お母さんがやろうとしていることや、やりたいことを全面的に バックアップしてくれる】悦夫先生や
園の気風が、私にこの機会を与えてくれた事を心から感謝しています。

前の園長先生は教育者だったのもあり【親の教育】をしてくださる存在だったと聞きます。
そして、今の代表である悦夫先生は、【親の目線】に立ってくださる存在なんだと思います。
だから私でもサークルを作れる機会を頂け、卒園後にイベントを企画して幼稚園に集まる機会を
提案しても、節度ある範囲なら(笑)快く受け入れて下さるので、それも有難いなと感謝しています。


【自分もひかわっ子だった卒園児の母】
ひかわっていうと、延長保育がないってイメージが強いんでしょうか。
水曜が半日で土曜があるとかもネックに考える人が多いのかも知れません。
それに政治的にも待機児童の問題が高らかと問題視されて、その解消が少子化問題打破の
焦点になってる感が強いから「みんな働いているんだなぁ。私も働かなくちゃいけないのかな」と
先入観を持たされるのかも知れません。 そんな先入観から、主体の子どもが置き去りにされて
子育て論議が繰り広げられていすぎやしないかと。そして、その風潮が確固たるものとして
世の中を作り出し、その流れが【子どもと向き合う】よりも【どう働くか】が、何故だか同じラインに
並べられて精査され・・・幼稚園選びに繋がっている?
そんな今の現状に何とも言い難い気持ちになります。
でもこれって世の中の風潮だから仕方ないとも思います。
もちろん働かざるを得ない方がいるのも事実だし、その人たちは働きながら
子育てもしているんですから本当に大変な両立を頑張っていらして凄いと思う。
だけど、生活にプラスアルファのための仕事で【6時まで子どもを預けられる幼稚園を選択】するのは
もったいないと思ってしまいます。
だって小学校以降って、こっちがいくら想っても帰宅時間や宿題に追われて、習い事に追われて・・・
ですから、実質的に子どもと向き合う生活ができるのは、幼稚園生活までなんです。
せっかく子どもがいるんです。【預けることが前提でなく、子どもと向き合えることを前提に】
幼稚園を選べたらいいなと思います。

それと水曜日の半日に関しては、子どもの具合が悪くなってくると、水曜日って
大事だなって思います。帰って来てから午後休ませると、やっぱり良くなり易い気がしますから。
土曜日に関しては、小学校もあっていいかなってくらいです。
カリキュラムにアップアップしている小学生を見ると、土曜日があってもいいから、もっとゆったりと
過ごさせてあげたいって思います。
そのうち、土曜日もまた始まるかもしれないし、ひかわの土曜日は私はあっていいと思っています。
小学生の上の子と過ごす半日の時間っていうのも、それはそれで、良いかなとも感じるからです。


【年長と年少でダブル在園経験の母】
子どものための園だなと感じています。
幼稚園と保護者が子どものために共に歩み寄っている幼稚園という意味です。
【園に来ていたただいている保護者さま】という位置に、ひかわ幼稚園の親はいません(笑)。
だからでしょうか?かしこまって身を小さくする必要のない、そんな大らかさを備え持った
幼稚園だからでしょうか?ここに集まっているお母さんたちは、基本的にとても親身に親切です。
困っていたら誰かが手助けしてくれる雰囲気があります。
だから、「2年保育で入園させた初めてママが、あぶれたり疎外感を感じないでいられるようにと
気遣ってくれる先輩ママの存在が絶対キットありますから、どうぞ2年保育の方も臆せずに
ひかわ生活をお子さんと一緒に楽しみましょう」と、お伝えしたいですね。
でも2年保育の場合、年少からの1年経験したママや卒園児のいるママと、自分との情報量の差には
圧倒されるとは聞きます(笑)。確かに私も思い返してみると、伝え聞いたことの多くが
いかに実用的で必要なことだったかわからないかも・・・。
でもまぁこれらも、一度卒園までを経験してみると、その時ににわかるのでも充分な情報ばかりだった
気もします。
しかし、全てが初めての時は事ある毎に不安が付き物の中、行事が進んでいきますからドキドキです。
けれど、お世話好きなママが多いので、聞いてなくても耳に入ってきます(笑)。
だからそんなに心配しなくても大丈夫です。
これが、小学校に入ってみるとそれこそ知り合いが居ないと、学校に問い合わせたい事柄の
何と多いことかわかりませんでした。中学校はもっと、わからなくなるとも聞きます。
そういう【不慣れへの慣れの試練】って感じかなって、今振り返ってみると思うところがありますよ。
それと園の中で動いている我が子の姿をいつでも見られるのは、良いですよ!
サークルに入っていなくても園に来れば、いつでも保育生活ぶりが垣間見られます。オープンです。
ここが園の生活をblogにアップするよう要望を出す在園の親がいない理由かも知れませんね。
それに【他のお母さんから怒られる経験が出来る】のもイイ!
そして、そういうことを【大事な経験】として捉えて、自分がその役になるのも厭わない
母が多いのも良いですね。

余談ですが・・・。
子供も中学生になって遠の昔に卒園させたパパが運動会の日、恒例の父の綱引き合戦に!
確かに自由参加ですが・・・【ヒョッコリと参加して帰っていった】と聞きました(笑)。
サークルに残っている歴代のお母さんたちを【卒園出来ない母】と悦夫先生は笑顔でいつも揶揄して
いますが、そんな悦夫先生曰く【卒園しきれていないお父さんもいる】そんな幼稚園です。
ホント、面白い幼稚園だなぁと思います(笑)


【泣き虫っ子の母】
「大いに泣いてくださって結構ですから。いつまで泣くか見守ってみましょう」 環境に慣れるのに
時間が必要な子の母は、泣かないで幼稚園に行ってくれるのはいつなのか?
そればかりの毎日を送ることになります。私はそうでした。2学期までそうでした。
正直、毎朝が辛かったです。でも、事ある毎に上の言葉をくださったので、園が全面的に我が子の
在り様を受け止めてくれているんだという心からの安心感を持てて、胸を借り続けようと思えたのは
本当に感謝ばかりの有難さでした。
それに、バスから降りた後のハツラツと輝いた目と顔を毎日見れていたので、幼稚園で多くを
発散できていることは感じていました。だから、【その時まで】待てたんだと思います。
・・・まぁ、長かったですけどね(笑)。
先日、主に年少担当のベテラン先生が「私たちは預かっているんじゃなくて、人間を育てているのよ。」
とおっしゃっていました。まさに、一番大変な時期を立派に育て上げて下さいました!生まれてから
泣かなかった日がなかった子も、9月のある日に泣かない宣言をしてから卒園式の日まで
毎日泣かずに通園出来たんですから!先生方のお陰さまの賜物です。
まぁ、小学校に入ってまた校門までの日々が来るとは思いもしませんでしたが(笑)。
でも、「環境に慣れるのに時間がかかる子っていうのは、要所要所でそうなっても仕方ないから。
見守ってあげて。大変だろうけど(笑)」・・・なんて、卒園した後も【その子の特性と深く向き合い
続けてくれた園の先生方だから相談出来る】ことを実感しました。
親の立場としてはこれからも初めて尽くしの子育てなわけですから、とても心強いです。
いつもありがとうございます。