モダンタイムス
著
伊坂幸太郎
検索から、監視が始まる。
漫画週刊誌「モーニング」で連載された伊坂作品最長1200枚。

感想:
半端なく重い。試しに量ってみると、917グラムでした。1キロ弱。そして開いてみると二段組。なんてこったい。
週刊(!)漫画誌掲載の長編小説です。言われてみるとなるほど、漫画っぽい。
文章はポップでライト。リズミカルで大変読みやすいです。
の、わりに、内容はハードかつショッキング。痛々しい流血場面も、何度も見せられてるうちに慣れてしまいました。なんというかハリウッド的ですね。派手で雄大です。
「
魔王」の続編にしては、コミカルすぎやしませんか?と思ったものの、私はこっちの方が楽しめました。
ジェットコースターのような怒涛の展開で、読み出すととまりません。言葉の面白さとか、発想の奇抜さが随所に見られ、いちいち楽しかったです。小さく気になる部分も、吹き飛ばされる感じ。まぁ、いいじゃん、面白いんだし、って。
ラストは…。
「
ゴールデンスランバー」があんな終わり方だっただけに、うーん。うーん。ねぇ?
読んでよかったです。充実の読書タイムでした。
小説を読む人がもっと増えればいいなぁ。
★★★★★