ノックの音が
著
星新一
さりげないノックの音。ドアの向こうに待っているのは、果してなにか?
15編すべてが、“ノックの音がした”で始まり、そしてそれぞれに秀抜な結末に到る、しゃれた傑作ショートショート集。

感想:
星新一氏は大好きです。ショートショートの神さまだと思います。
題名見ただけで内容が思い出せるくらいだったのですが、それも昔。
久しぶりに読み返してみました。
全編「ノックの音がした」ではじまる、ちょっと変わった短編集です。ノックの音がする場所は様々。わびしいワンルームだったり、豪華な部屋だったり、仕事部屋のドアだったり…。
星新一氏の短編集でなにがいいって、きちんと起承転結してるところではないでしょうか。ダラダラすることなく、すぱんすぱんと小気味いい感じ。
読後、「…だから?」って思わせないんですよね、そこが好き。
そしてとても読みやすい。流れるような文章です。小学生だった私にもさくさくと読めたもんです。
ちなみに、実家に置いてあったこの本、定価140円!ほんと物価ってあがりましたねぇ。
★★★★★