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黄泉坂案内人
仁木英之
角川書店
2011/6/30 発行 |
タクシー運転手の速人は、入日村という村に迷い込む。村で会った少女・彩葉は、ここは現世とあの世の狭間に漂っているという。現世に戻れなくなった彼は、彩葉と共に迷える魂の「未練」を解く仕事を始めることに…。

感想:
日本を舞台にした妖怪物語。こちらとあちらを繋ぐタクシー運転手が迷える魂を導きます。和風ファンタジー。
僕僕先生シリーズは悪くない出来だっただけに、こちらには失望感が強いです。
設定は悪くないと思うんですよ。和風妖怪モノってそれだけで大体面白いし、入日村というちょうど境目の村を舞台にしたのも良かった。
なのに、面白くない。
登場人物に存在感がないし、主人公も紙のように奥行きがない。ストーリーも完全にご都合主義だし、なにより、文章が陳腐…。
最後のほうなんて、やっつけ仕事のようにすら感じました。
仁木さん。もう小説家としてはやっていかないつもりなんでしょうか???
★★