2009年度 小杉放菴研究舎の主な活動
放菴忌
共催事業
2009年4月16日(木)
小杉放菴の命日にあたる4月16日、お墓に参り、小杉放菴記念日光美術館において開催されている〈selection 2009 壱 生誕 140年記念 吉澤儀造〉展を鑑賞しました。
風の盆 越中おわら IV
協力事業
2009年5月30日(土)
小杉放菴記念日光美術館において開催された「特別企画 風の盆 越中おわら IV」の公演に協力しました。
公演の翌日、〈富山県民謡越中八尾おわら保存会〉の皆さんは、小杉放菴の墓にお参りされました。
小杉放菴「八尾四季」作詞80周年記念
第2回 越中八尾"おわら踊"特別公演(妙高市)
共催事業
2009年6月27日(土)
昨年に引き続いて、「八尾四季」作詞80周年記念の越中八尾"おわら踊"特別公演が、今回は、小杉放菴の終焉の地である妙高市において開催されました。
17時00分に開演し、18時30分には時間通り終演しました。宇都宮とは勝手がちがい、満席には至りませんでしたが、新潟県内だけでなく、隣接する長野県からも大勢の「おわら踊」のファンの方たちが駆けつけ、終演後には名残を惜しんだ熱心なお客さまが、まるでクラシック・コンサートのようなアンコールの拍手を贈りました。
翌日は天気が良く、妙高山がすっきりと見えたので、手伝いを担当した〈小杉放菴研究舎〉のメンバーは、赤倉ホテルの前で記念撮影をしました。
第14回研修会(旅行)「風の盆」
主催事業
2009年9月3日(木)〜4日(金)
例年と同様に9月3日と4日の両日、小杉放菴と縁の深い「越中おわら“風の盆”」の視察のために富山市の八尾を訪ねて、〈富山県民謡越中八尾おわら保存会〉の方々との交流を深めました。今年は、雨という天気予報に反して曇り空の一日でしたが、蒸し暑さも無く、涼しい“風の盆”でした。
今年は、「越中八尾おわら保存会」の結成から80年目にあたるため、記念事業実行委員会が結成されて、8月8日に、“おわら”中興の祖として知られる、初代会長・川崎順二先生の銅像が建立されました。建立に当たっては、〈小杉放菴研究舎〉にも協力の依頼があり、一部の会員が寄附を行なっています。
昨年8月に建立した小杉放菴の作詞による「八尾四季」の歌碑の前で記念撮影をして、その後、杉風荘(旧・杉下楼)にて休憩、鱒寿司の夕食をとり、鏡町との交流を行ないました。さらに、鏡町の踊り場で踊りを鑑賞し、明方5時まで、町流しにも付き合います。
9月4日には、毎年の恒例により、小杉放菴の終焉の地である妙高市の「安明荘」跡に立ち寄って記念撮影です。
今年はさらに、飯山市へ向かい、岡鹿之助の愛弟子であった駒村久弥氏の案内で、小杉放菴が中川一政とともに訪れた、白隠禅師に所縁の「正受庵」を訪れました。
山神社の例祭
主催事業
2009年10月8日(水)
例年どおり、10月8日に「山神社」の例祭を執り行ないました。
第15回研修会(旅行)「放菴の足跡を訪ねて――沖縄」
主催事業
2009年12月4日(金)〜6日(日)
1916(大正5)年の2月3日から27日まで沖縄に滞在し、那覇、普天間、中城、浦添を巡った小杉放菴の足跡を慕い、〈小杉放菴研究舎〉においても、12月4日から6日までの3日間にわたる、沖縄への研修旅行を実施しました。
現地では、2006(平成18)年に小杉放菴記念日光美術館で公演を行なっていただいた、「野村流古典音楽保存会」と「紅倫の会」の皆さまとの交流会を開催することができて、たいへん充実した、楽しい研修となりました。