若林治美氏を偲ぶ

 〈小杉放菴研究舎〉の最大の協力者であった若林治美氏は、この沖縄への研修旅行から帰宅した翌週の12月13日(日)午后9時28分、心筋梗塞のために逝去されました。

 下野新聞社論説委員長であった同氏は、第1回研修会(旅行)「風の盆」(2004年9月3日〜4日)に、自費で同行取材をして、それを下野新聞のコラム「雷鳴抄」に掲載して以来、これまでで15回におよぶ研修旅行には全て参加されてきました。他にも、小杉放菴「八尾四季」作詞80周年記念の「越中八尾"おわら踊"特別公演」(宇都宮市/妙高市)や富山市八尾町の「八尾四季」歌碑竣功除幕式などに参加し、それらの記事を下野新聞の紙面に掲載してくださいました。

 また、同氏が2008(平成20)年の11月から20回にわたって下野新聞に連載した「再見・小杉放菴」は、一躍、栃木県民に「小杉放菴」の名を再認識させることになり、この旅行中も、「放菴を新聞に連載したから、県内の画廊がよく放庵の企画展をやってるのが目につくな」と自慢げでした。

 ここに、故・若林治美氏の〈小杉放菴研究舎〉への御協力と御援助に対して、厚く御礼申し上げるとともに、謹んで哀悼の意を表します。

 若林さん安らかにお眠りください。

《思い出》

奥様と東京大学の安田講堂にて(平成17年6月3日)

奥様と東京大学の安田講堂にて(平成17年6月3日)

金沢城にて(平成19年7月1日)

金沢城にて(平成19年7月1日)

奥入瀬にて(平成19年10月28日)

奥入瀬にて(平成19年10月28日)

「八尾四季歌碑」除幕式の日、ゆらぐ釣橋(山吹橋)にて(平成20年8月8日)

「八尾四季歌碑」除幕式の日、ゆらぐ釣橋(山吹橋)にて(平成20年8月8日)

養老の滝にて(平成20年11月29日)

養老の滝にて(平成20年11月29日)

放菴忌(平成21年4月16日)

放菴忌(平成21年4月16日)

風の盆(平成21年9月3日)

風の盆(平成21年9月3日)

沖縄での交流会(平成21年12月5日)

沖縄での交流会(平成21年12月5日)

沖縄へ出発する日の富士山

沖縄へ出発する日の富士山

八重山料理「潭亭」の睡蓮

八重山料理「潭亭」の睡蓮

中城城址のつわぶき?

中城城址の「つわぶき」

虎瀬公園の「カリアンドラ」

虎瀬公園の「カリアンドラ」

壺屋やちむん通りの「ブーゲンビリア」

壺屋やちむん通りの「ブーゲンビリア」