古代ロマン『明日香村』の旅
石舞台古墳・・・舞台ではありません。古墳です。

 奈良県明日香村には、奈良時代の石の文化やロマンを感じさせる遺跡がたくさんある。京都との様な色鮮やかさはないが、ひと味も二味も違った古都を楽しめる。
 今回の旅行は、実は大阪・淀川で開催されるハーフマラソンに参加するため京都に宿をとった。そしてそのレースの前日、無謀にもアップダウンの多い明日香村で一日中自転車を乗り回して古代ロマンの旅を楽しんだ。
11月2日橿原神宮前駅で自転車を借り颯爽と明日香村へと向かった。どちらかというと広い田園地帯に遺跡が点在している感じで、予想以上に坂道が多く足腰に応えた。いずれの遺跡も「何の目的」で造られたのかが不明なもの多く、かえってロマンを抱かせてくれた。この石たちが奈良時代からずっとこの場所にあって、歴史の変遷を見てきたのかと思うと、思わず何かを問いかけたくなってしまう。

<自転車暴走コース>
橿原神宮前駅(12:15分発)→明日香村(12:28)→
甘樫丘(12:40〜12:50)→水落遺跡(13:00)→飛鳥寺&入鹿塚(13:09〜13:21)→酒船石(13:24)→亀形石造物(13:37)→伝飛鳥板蓋宮跡(13:42)→石舞台古墳(13:52〜14:35)→橘寺・二面石(14:42〜14:53)→亀石(15:00)→高松塚古墳(15:08〜15:33)→キトラ古墳(15:44見学できず!)→猿石(16:00〜16:05)→明日香駅(16:08)自転車返却

高松塚古墳からキトラ古墳までの道のりが一番長くきつい登り坂だったにもかかわらず見学できなかったのにはまいった。何も知らずにやって来て、古墳の前でみんな一言文句を言って帰る光景も面白かった。でも、実際まいったね!
古代米で作った古墳弁当 700円
石舞台古墳近くの「夢市茶屋」で食べられます。
 
              
亀形石造物・・・何の目的で造られたか不明。
二面石 <橘寺境内>
聖徳太子誕生の地とも言われる橘寺にある二面石は善と悪の顔を表したとか・・・

             亀  石・・・これまた何のために造られたか不明
亀石
こうして見ると、確かに亀の顔。
この亀石は少しずつ動いていて、顔が西を向くと大和に大洪水が起きるという言い伝えも・・・
猿 石(欽明天皇陵近く)
猿石と書いてあるが、猿なのか人間なのかは不明。 それにしてもリアル!
蘇我入鹿のお墓 蘇我入鹿首塚