そのとき私は・・・

これほどまでに緊張したことが今まであっただろうか?
そして、同時にこんなに興奮したことはなかったと思う。
スタート1時間15分前にスタート地点へ。
おにぎり1個、バナナ2本を食べたが、いったいどこへ入ったのか
分からないほど緊張していた。

しかし、スタート合図と同時に走り出したときには涙が出そうになる
くらいに感動した。
本当に嬉しかった。
その嬉しさは距離を重ねる毎に膨らむ。
ゴールへ続く全ての道がランナーたちの舞台であり、
そして、全ての信号がランナーに向かって「GO!」サインの
シグナルを送っている。
今まで、車を閉め出した道路を走ったことがない私にとって
本当に感動の連続だった。


午前3:45 
スタート地点のあるアラモアナ公園

「RACE STARTS AT5:00」の表示板を
背にして緊張の様子。
やはり初めてのマラソンなので相当
緊張していた。

午前4:15
入念なウォーミングアップを行い
スタートラインへむかう。
午前4:55
いよいよスタート!
まったく予想のつかないレースに
緊張は隠せなかった。