山口で過ごす素敵な休日2006

訪問地
滞在地

洞春寺(とうしゅんじ)〜八坂神社(やさかじんじゃ)

タイトル
国の重要文化財をはしごしてみよう!洞春寺・八坂神社
概 要 洞春寺は毛利元就の菩提寺で、1572年に創建され、幾度もの変遷を経て1868年(明治元)に萩城内から現在の場所に移された。観音堂(写真上)は、1430年に大内氏ゆかりの滝の観音寺の仏殿として建立されたものを、大正4年に移築されたもので国の重要文化財に指定されている。唐様式の建物で、均整の取れた外観が美しい。本尊の聖観音菩薩を安置した岩屋造りの厨子や、唐様の四半敷瓦の床も見ごたえがある。
 八坂神社は、大内弘世が応安2年(1369)に京都の八坂神社を勧請したもので、国の重要文化財である本殿(写真下)は、大内義興が永正16年(1519)に再建したもの。この神社では、毎年夏に山口祇園祭が行われ、白鷺に扮して白装束に身を包んだ古式ゆかしい鷺舞の奉納が行われている。
コメント 洞春寺は、瑠璃光寺とは目と鼻の先にあるのだが、訪れる人も少なくその静寂さが素晴らしい。反面、この観音堂を数歩離れて見ようものなら、裏手には山口県庁の近代的な庁舎がでーんと建っている。何なのこのギャップは?お世辞にも雅な大内文化と現代建築のハーモニーなどとは言えない。さらに八坂神社の本殿には、画鋲でポスターが4枚も貼り付けてあるではないか。えーっ、重要文化財ってこういうふうに扱われるものなのぉー?なんだか、瑠璃光寺で感動したことがむなしく思えてしまうのだった。
 そんな僕の気持ちを和ませてくれたのが河村写真館(写真中)である。これは八坂神社の境内に隣接して建っている写真屋さんなのだけれど、ゆがみのあるガラス窓をはじめとして、大正ロマンを感じるような洋風の建物に目を奪われてしまった。どんな人がこの写真館を経営しているのだろうかととても気になったけれど、ここは現実を目にしない方が印象に残るかもしれないと思い、外観を写真に収めるのみにした。


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