☆ ある講座でスプレーを作った時、みなさん私と一緒に自分の好きな香りを作りました。その時、1人の女性がいつまでも香りを決めることができず、困っていました。「好きな香りだけじゃなく、いつも考えがまとまらないのです」と言います。
 彼女はいつも考えが広がってしまうようです。考えがまとまるように、集中でき変化と再生をもたらすサイプレスを勧めました。「サイプレスはすごく好きです。」と気に入りました。
そして、すぐ好きな香りのスプレーが出来上がりました。

香りのいろいろな話

アロマテラピーと出会って21年が経ちました。ある人に「アロマテラピーを続けて飽きませんか?」と聞かれました。
私の答えは、「いいえ飽きません。香りの世界の扉を開けると奥深い世界があり、それは今でも私の中で広がっています。そして、人は一人として同じではなく、その方にピッタリの香りができあがり、その方の笑顔を見た時、アロマをやっていて良かったと思うのです。」

私はアロマテラピーの講師となり、精油が身体や心や肌を癒すことを知りました。そして、セラピストとなり、精油が精神や身体にエネルギーを与え、心に意識のメッセージを届けることが出来ることを知りました。
精油は、嗅覚を介して、脳の最も原始的な領域、大脳辺縁系(本能をつかさどる)に影響を与えます。香りという優しい療法の道具ですが、精神の奥深くに分け入り、心をリラックスさせたり、元気にします。

そして、私はサトルアロマテラピーを学び、お客様にセッションをしています。サトルアロマテラピーとは微細なアロマテラピーの意味で、人間のエネルギー体(オーラやチャクラ)の浄化や調整をしています。生きているすべての人間にあるエネルギー体は心や魂にも作用します。どうぞ、サトルアロマテラピーのセッションを受けていただき、思考がはっきりしたり、リラックスできることを体験して下さいね。どうぞ宜しくお願い致します。
さて、精神や身体にエネルギーを与えることのできる精油は、質の良いものを使います。
植物から抽出された100%ピュアなものです。私達人間は、その植物の生命エネルギーを借りるのです。

完璧な人間はいません。何か足りないものがあって人間だと思っています。何か足りないもの・・そこに精油がピッタリとあてはまった時、本当の自分に近くなります。その香りが出すエネルギーが、人の精神や肉体と共鳴した時、その人の自然治癒力が高まります。
人は毎日変わっています。だから、好きな香りは日々変化します。自分の好きな香りを使いましょう。その香りはあなたにエネルギーを補い、さらに自分の本質へと向かわせるのです。

私のアロマテラピーに対する考え方は、自分の感性で考えたり、勉強したものです。本や諸先生方の考え方と違うこともあるかもしれません。でもそれは、それぞれの本の著者の考え方が違うこと、感性の違いなのだとご理解下さい。
さあ、香りのメッセージを紹介しましょう。

☆ A子さんは、20才位の若い女性で、お母さんと一緒にいらっしゃました。生理が止まった ので、アロマテラピーで良くなればということでした。精油を選んだところ、ゼラニウムやクラリセージが大好きです。20才位の女性でホルモンが正常な人は、ゼラニウムやクラリセージが好きな人は少ないのですが、ホルモンが不調なのでしょう。
若い方が好きなオレンジを試してもらったところ、「オレンジは大嫌い!」とすごく拒否します。日本人はみかんを食べるので、オレンジは大体の方が好きなのですが・・・。
身体を見たところ、細く骨と皮の感じでビックリしました。「何かストレスがあって、スマートなのですか?」と聞くと、職場で何かあったようです。オレンジは消化を良くするので、「あなたは食べること(太ること)が嫌ですか?」と聞くと、お母さんが「そうなのです。娘は食べることを許さないのです」と言います。「食べています!」とA子さんは反論します。お母さんは「少ししか食べていません」と心配しています。

ゼラニウムやクラリセージの使用法を教え、お母さんに食べたい物を少しでも食べさせるように、そして、生理があまりこなかったり、もっと痩せてきたら病院へ行くことを勧めました。身体は命にかかわるほど痩せてしまえば、生きることを選びます。                                         
☆ Yさんは、頭痛でいらっしゃいました。レモングラスが気に入り、香りを嗅いでいるうちに、「今頭に中で、さ ーっと何かが流れました」と言います。話をよく聞くと、毎晩テレビゲームをしてあまり寝ていないようです。
 レモングラスは、心を刺激し、生気を回復させエネルギーを充電します。そして、副交感神経の働きをバック アップします。香りの信号が脳内物質を流したのだと思います。
 ゲームも楽しむくらいにして、身体にも気をつけてほしいものですね。
〜 香りのメッセージ 〜
※セラピーでのことについては、お客様からの体験談のみの掲載とし秘密は厳守します。
☆ M子さんはとても頼りがいのある女性です。でも、いつも気難しい顔をしています。「町内会で頼られ、PTAで頼られ、自分の時間が無いのです。」と言います。怒りによいラベンダーを勧めると、香りを嗅いだとたん「ふぅー」と深いため息をつきました。
「怒りには原液のラベンダーを嗅ぐのがよいのです。M子さん自分を大切にして下さいね。」と言うと、「今の私に必要なのは、ラベンダーの香りをかぐ時間だわ」とにっこりしました。
怒りには、濃いラベンダーの香りがいいです。私もムッと怒った時は、ラベンダーを嗅ぐなぁ〜
。 
☆ 娘の友人が落ち込んでいました。「どうしたの?」と聞くと「部活で一生懸命がんばったのに上手くいかない上達しない。」と言います。彼女は運動系の部活で、毎日へとへとになるまでランニングをしてトレーニングをしていたのです。「毎日一生懸命がんばったのに上手くいかないこともあるよね。」イランイランをティッシュにつけてあげました。
何分か下を向いて香りを嗅いでいました。そして、顔に赤みがさし、笑顔がもどりました。「あ〜いい香りだった。自分なりにがんばっているし、今はもういいや。」と言いました。                      
イランイランは、一生懸命やったのにだめだった時認めてくれ、ご苦労様とパワーをくれるのです。
そんな時にイランイランを試してみて下さい。                                                                     
☆ 傷ついた心を癒す香りは、何でしょう?
それは、ミルラ(ミイラに使った)とベンゾインです。
ミルラは木に傷をつけ、その傷を治すために出す樹脂です。(松ヤニを想像してください) 木の傷を癒すので、心の傷も優しく癒してくれます。ベンゾインは甘いバニラ様の香りです。子供が甘いアイスが好きなように、「子供のままでいていいよ」と言っています。そのままの自分で十分素敵ですよと・・・。
人生いろいろ傷ついた時は、自分を癒して下さいネ。                           
☆ 引越しの時に私はペパーミントをプレゼントします。
九州に引越ししたセラピストの友人は、「今私のマイブームはペパーミントなの。お風呂に入れたり、荷物を作る時にペパーミントを香らせているの。何故分かったの?」と聞きました。 
消化器系に役立つペパーミントは、神経と脳を活性化し覚醒します。
ペパーミントガムを眠い時に噛みますよね。運転の時とか。

そして、感情の許容量を増やします。
だから、引越しなど変化の時にほしくなる香りなのです。
入学や引越しなど1段階段を上る時に役立ちます。

先日も札幌の北に引っ越しする生徒さんがいてお別れのランチをしました。その時、皆でお花と
私がペパーミントの精油をプレゼントしました。
後日お礼のお葉書がきて、「ペパーミントは引っ越しの時に良かったです」と書いてありました。
☆ オレンジが好きな方がいました。
マッサージオイルにも「もっともっとオレンジを入れて」と言います。その方は明るくて何故そんなにオレンジが好きなのか分かりませんでした。(明るい太陽の力を持っている)
後で精油の本を調べると、コレステロールが高い方にと書いてあります。そういえば「私はコレステロールが高いと検査で出ました」と彼女は自分から言っていました。オレンジは脂肪の消化を助けるのです。だから彼女はオレンジが欲しかったのです。精油の本にはたくさん作用が書いてありますよね。

そして、オレンジは大人にはリラックス、子供には嬉しくて走りたくなる香りです。だから、夜子供にオレンジを嗅がさない方がいいでしょう。(笑)
大人でも「あ〜、家事や仕事がない子供に戻りたい」と思った時、オレンジが好きになります。オレンジが好きな方は一生懸命仕事をする方が多いです。オレンジは「そのままで、子供のように気楽でいこう」と言っています。
☆ 会社で会議などがあって、家に帰っても頭が静まらないことがあります。
そんな時はサンダルウッドのお風呂に入ります。ゆっくりお湯に入っていると、すーっと頭と心が静まってきます。神経系の興奮を冷まし,鎮静するのです。サンダルウッドはお香に使われるビャクダンです。扇子に使われています。

そういえば、サンダルウッドはお葬式など宗教的に使われます。昔から瞑想と祈りに使われ、官能的でもあります。考えすぎる心を鎮静させ、自分の本質に立ち戻り、実感のある人生に気づきます。瞑想している時に雑念を追い払います。
精神的に使われる香りですが、性的にも使われます。矛盾しているようですが、2番(仙骨)のチャクラに働き、人間のもつこの2つの面を一体化させるのです。サンダルウッドは1番(ベース)のチャクラと7番(王冠)のチャクラを結びつけるのです。その両方の面を持っているのが人だと思うのです。


考えが止まらず頭が熱い時に使うと、すーっと静まりますよ。
でも、サンダルウッドの香りが好きな時にね。落ち込んでいたら、もっと落ち込む方もいるから・・・。
好きな方はどうぞ香りを堪能しましょう。
☆ ジャスミンの香りはとても高価です。 でも、言葉で言い表すことができないくらい甘く,幸せの香りです。そして、神経の興奮を鎮め緊張をほぐし、自信を持たせてくれます。だから、講義や発表であがった時に嗅ぐと気持ちが落ち着き、自信が出ます。 お試しを♪

自分を不器用に思ったり、気づかないうちに自分を抑えてしまってブルーになった時に、官能的で幸せになる香りです。その幸せは再び自分の感覚が流れるようにします。私はジャスミンのトリートメントオイルを使用した時、「幸せ」と眠ったことがありました。

ジャスミンには催淫作用があります。この作用は性的にも関係しますが、喜びや幸福感をも意味します。

心や身体が弱ってしまった時に、パワーを蘇らせる香りです。そして、感情を再び感じることができたなら創造性が出てくるでしょう。


このようにとても素敵なジャスミンですが、嫌いな香りと感じる時は自分には必要のない時です。
どうぞ効能だけで選ぶのではなく、自分の感覚で香りを選んで下さいね。
効能で何本か選んで、香りを試し、好きな香りを使うのはいいと思います。
☆ 精油の香りを初めて嗅ぐと、原液の強さにびっくりする方がいます。人間の脳には香りの閾値ということがあります。それは香りを理解できる範囲です。例えば、レモンの香りを、この香りはレモンと理解できることです。

知っている香りは、ペパーミント(ガム、歯磨きの香り)、レモン・オレンジは果物の香りです。ヒノキはヒノキ風呂で大体の方は理解できます。昔からよく知っている香りです。
知らない香りは脳が「知らない香りだ。もしかして危ないことかもしれない」と思うことがあります。毒の香りかもしれない、危ないと判断してしまうのです。

男性が「ここの香りは、初めて嗅ぐ香りで何が何なのか全部分かりません。」と言いました。知らない香りばかりだったのでしょう。脳が理解できなかったのです。

アロマの生徒さんも、初めはペパーミントやかんきつ系が好きな方が多いです。そして、少しづつ香りに慣れて、葉、花が分かり、木のやさしさに触れ、根の土を思わせるゆったりさ、樹脂の奥深さが理解出来ていきます。
もし、精油を嗅いでその香りを理解出来なければ、まず自分の知っている香りを試して下さい。いい香りと思える香りをね♪ アロマ教室で実習すると、少しづつ香りに慣れていきます。
香りは人を癒してくれるツールです。香りを理解できるといいですね。
☆ ローズは愛の精油です。ハートのチャクラの愛のエネルギーを強くしたり、悲しみに閉ざされた心を癒します。拒絶や喪失感から、心に傷を負った時に甘く優しくなぐさめてくれます。私も3人目の子供がだめだった時ローズに助けてもらいました。泣いてばかりいたのですが、ローズをアロマポットで部屋に漂わせると悲しみが和らぎ元気が出た経験があります。悲しみは胸のチャクラを閉ざします。ローズは我慢していた感情や涙をあらわしてくれます。 亡くなる方やその方をお世話している方にもよいのです。

ローズは愛と美、芸術、創造の女神アフロディーテの花です。創造・性をつかさどる仙骨のチャクラと王冠のチャクラにも関係します。人間の愛をスピリチュアルなものにします。


また、体内を浄化し毒素を排出する働きがあります。
奥様がローズを気に入りご主人に香りを試してもらった時、「すっぱい!」と顔をしかめました。
そのご主人はお酒が好きそうな脂ぎった方でした。やさしく甘いローズの香りもすっぱく感じることがあると驚きました香りはその方の状態を表します。

ローズは女性の味方で、月経の不調やすべての肌質タイプに役立ちます。
ここぞという時に力になってくれる香りです。男性も好きな方が多いですよ。
先生こんばんわ☆☆☆
 
先日は大変お世話になりました。
授業中なのに,お騒がせしてしまい申し訳ございませんでした。
主人にプレゼントしてもらった思い出のイヤリングを片方無くしてしまったのです。

先生が渡して下さった,フランキンセンスとベンゾインの精油をたらしたティッシュを嗅いでいると・・・徐々に混乱していた心が落ち着いてゆくのを感じました。  (忘れられない思いを解き放つ香りです。

ローマンカモミールで心が静まります。そして,その後のクラリセージで,パァ〜っと不安がひいていきました!!
自分自身,本当にアロマのパワー!!に驚かされた日でした。本当に凄かった。。。
ピッタリな香りだと凄いチカラを発揮するんですね。精油達に気持ちを変えて貰えました。

(見ていた私や他の生徒さん達も驚きました!! アロマの凄さを見せてくれてありがとう)

そして心も明るくなった後にイヤリングも見つかるなんて♪大切にジュエリーBOXにしまいました(^^;)
あの時に先生がササッと精油をブレンドして渡して下さった事が,何よりも全ての助けとなりました。
本当にありがとうございました!!
帰宅後は主人にイヤリングを見つけた経緯よりも,初めて実感したアロマのチカラについて興奮して話しておりました(笑)
とても忘れられない1日となりました。
私もいつか。。。目の前で人が落ち込んでいたり何かあった時には,アロマを利用して支えてあげたいなと思いました。
もっと沢山学ばなきゃ〜!!

(大切なイヤリングが見つかって良かったですね。そして、困った方を助けてあげて下さいね。)
☆女性のためのホルモンケア

女性ホルモンのエストロゲンは脳の視床下部からの指令で卵巣から分泌されます。エストロゲンの働きは@肌のコラーゲンの生産(肌のきめを細かくはりをもたせる)A子宮粘膜の増殖Bカルシウムの取り込みC動脈硬化を抑えるD血流を一定にするE体温調整F睡眠調整などです。この作用により女性の美しさと健康は守られています。エストロゲンが少なくなると前述の働きが弱くなります。思い当たることはありませんか?


視床下部はホルモンと自律神経の調整をしています。月経前や更年期にホルモンがアンバランスになると一緒に自律神経も失調症のようになるのです。だから月経前緊張(PMS)や更年期の時は自律神経失調症のように心と身体は色々不安定な状態になります。さらにストレスがかかると視床下部は影響を受けます。すると症状も重くなるのです。 このような時に精油の香りをリラックスやホルモン調整に使用します。ストレスを忘れるように幸せな香りを使うのです。

更年期は卵巣機能が低下しはじめエストロゲンが減少したり、乱れたりします。ホルモンを調整している視床下部は、卵巣がいつものように反応しなくなっているため(エストロゲンが分泌されているかチェックしている。フィードバック機構という)さらにやっきになって過剰な指令を出します。視床下部はがんばりすぎてパニックになり、自律神経にも影響をあたえ発汗やほてりなど色々な症状がおこります。月経前緊張と更年期は似ています。

最近はストレス社会で20代、30代の女性にも更年期のような状態がみられることがあります。過剰なダイエット(ホルモンの原料が無いなど)や精神的なストレスが与える影響も要因のひとつです。また、子宮内膜症などの時は医師の診断を受けましょう。


女性のための代表的なホルモンケア精油

ネロリ・・・幸福感、更年期の不調、気分の落ち込み
ローマンカモミール、ラベンダー・・・月経周期を整える、月経痛、過敏さを鎮める
クラリセージ、サイプレス・・・エストロゲン様な成分、
PMSや更年期和らげる
ゼラニウム、イランイラン・・・ホルモンバランス、ストレスによい
ローズ・・・子宮強壮、幸福感、イライラ、嫉妬、悲しみ、女性の味方です
ジュニパー・・・月経周期を整える、むくみに

ハーブティー

アンジェリカ、セントジョーンズワート、ローズ、カモミール、ラズベリーリーフ、スィートフェンネル、セージ(連続しては飲みません)単品で飲んだり、ブレンドしても良いですね♪

不調になってきたら精油の香りを嗅いで、ハーブティーを飲みます。少し落ち着いてからアロマケアを楽しんでもいいですね。

季節の変わり目で体と気持ちのバランスが崩れている方が多いように思います。
秋は日照時間が少なくなり気分が落ち込みやすくなるのです。
あまりにもウツ状態の方は病院に行って下さいね。

やる気が起きない、人と会いたくない、一人でいたいそんな時はベルガモット、クラリセージの香りをアロマポットで漂わせましょう。いつもよりとても良い香りに感じるかもしれません。

心辛い時はベンゾインの甘いバニラ様の香りです。心寂しい時はマージョラムやメリッサも良いものです。
転勤やクラス替えなど変化の時はペパーミント。一人の空間がほしい時はユーカリのすっきりした香りがほしくなることがあります。

寒くなってきたらミカン系(柑橘系)の香りのお風呂で温まります。
ほかほかの心も体になって元気に過ごしましょう♪                  

 季節の変わ目の香り

ローマンカモミールはストレスを鎮静する助けになります。 嫌なことがあったり、仕事がはかどらず上手くいかない時イライラします。 そんな時は月を支配星に持つローマンカモミールを嗅いでみましょう。少し感性の強い方なら、ローマンカモミールのりんごのような香りの中にひんやり冷やしてくれる月を感じるかもしれません。

まだ、精油の香りに慣れていない方はローマンカモミールのお花の香りが嫌いな人もいるでしょう。若い方は特にお花の香りを受け入れない方が多いようです。きっと、まだお花の香りは必要ないとでも言う様に。

占星術で月は感受性や感情を表し、母親を意味します。若い方でもストレスが本当に強い時、ローマンカモミールの母親のように優しい鎮静のパワーを感じるでしょう。不安や緊張、怒り、恐怖の気持ちを和らげます。 

そして、ローマンカモミールは女性の月経の不調にも役立ちます。
 月を支配星に持つカモミール
☆ 変化の時に支える香り
人は悩み考え自分を変えようと思う時があります。 丁度今は1月今年の抱負を考えた方もいるでしょう。

そういう変化を考えると、変化の前に変わろうかどうか考える時があります。考えている時を支える香りはシダーウッドの香りです。優しい木の香りの奥に香水のような香りがします。旧約聖書にソロモン王の寺院建設に使用された木です。 

そして、新しく変わろうとする時(再生の時)、サイプレス(糸杉)がとても良い香りに感じます。
私は知り合いや家族の変化の時に、シダーウッドやサイプレスを勧めます。大体の人が「今この香りが必要だと思う」と言いました。

そして、引越しや変化し始めた時は、以前にも書いたペパーミントの香りが助けになります。ペパーミントは精神疲労や元気を出すことに役立つ香りです。気分が爽やかになるでしょう。
A.    インフルエンザ・風邪が流行してきた時、抗ウイルス作用のある精油をアロマポットやアロマ対応の加湿器などで漂わせます。
風邪になる前にも(予防)、風邪になった後にも(役立ちます)精油を使用しましょう。


ユーカリ・ティートリー・ラベンダーは、ウイルス自体を攻撃し、私達の免疫反応を刺激するという2つのかたちで作用します。


B.    マスクの使用方法(予防・自分が風邪の時に・花粉症に・人混みに行く時)

ガーゼをたたみ自分と反対側にユーカリまたはティートリーの精油を1滴つけます。マスクの内側にガーゼをつけて使用します。

C.    蒸気吸入:洗面器に熱めの湯をはり、精油を13滴入れます。

バスタオルを頭からかぶり、蒸気を吸入します。目を閉じます。

精油:日中はユーカリ・ティートリー  夜はラベンダーを使用

蒸気吸入は精油の作用を増大させます。精油は体内の多くの細菌と戦い、蒸気はそれ自体ウイルスに不利な環境です。

D.    インフルエンザ・風邪などで高熱が出た場合、体調が悪い場合はは病院へ行きましょう。

E.    インフルエンザ・風邪などにかかってしまっても、ユーカリ・ティートリー・ラベンダーをアロマポットやアロマ対応の加湿器などで漂わせます。

薬を飲んでいても、精油は病気の期間を短縮したり、そのひどさを軽減したりします。
精油を役立てましょう。

F.    回復期が長引く時、ベルガモットをアロマポットやアロマ対応の加湿器などで漂わせます。(心を明るくし、食欲出て、呼吸器のために)

少し元気になったらローズマリーは強壮作用があり元気にさせます。(日中使用)
 風邪インフルエンザ対策