今年最初のイベントが同日に3回という嬉しいことだが、同じタイトルのイベントが3回同時ってのも、内容的に考え物だなぁ…と、期待と不安を持ちつつ、余裕を持って出発。年始めから遅刻だけはしたくない。
　まずは、池袋のアニメイト。当然土曜日なので、途中後楽園に寄ってからにしよう！今日は田中剛騎手が5鞍も乗っているので、買わなくちゃ！ウインズ経由。これが、マークに時間がかかり、結局池袋駅到着から走るという、今年もギリギリのスタート。
　池袋のアニメイトって、えらく立派になったんだね。こんなんで採算とれるの？と同系職柄、そんなことも思いつつ、最上階のイベントフロアへ。当然、入場済みで、オマケに座席は抽選ではなく、先着だったので、後方見物からのイベントになった。

　司会の女性の方が挨拶から。サイファイハリーのことについてしばらく話す。ま、商売だしね。個人的には好きなアニメで夜遅いが、毎週見ている。連チャンで哲也だしね。ちゃんと通して見てるアニメも久々だな。このDVDシリーズも毎月発売らしい。でもDVDまで揃えるか？と言われたら考えるが、「伊藤龍さんが、堀江由衣さんが、毎回出演するという…」最悪。毎巻買えってか？はうぅー、またお金が飛んで行く。と、いい加減イベント始めてくれ！子供をあやすような注意事項はもういいよ。
　やっとこさ、始まった。普通に入口から入場。半袖の白のセーター。もちろんタートルネック。黒のスカート。これが結構膝ぐらいまでのもので、ヒラヒラしてるもの。珍しいと思う。黒い靴と黒いハイソックス。上は白で下は黒でまとまっていました。
　全員の入場が終わり、ステージ上に着席。がぁ〜！座られると後側は全く見えない。お客の方も椅子に座ってのイベントなので、前と後の高低さが無いのよね。オマケに今まではこんなこと感じなかったが、ボヤけて見える。ヤバイ、本格的に視力が落ちてるっぽい。

司会：まずは自己紹介から、スミマセン、さっき伊藤ジュンジさんって言ってしまいました。飯田譲治さんです。
飯田：皆さんに楽しんでもらえたらいいなと。来てくれまして、どうもありがとうございます。
的なことを多分言っていたのだろう。オイオイ耳まで悪くなっちゃった？オレ。違うよな、スピーカーの音量小さいんだよな、聴こえない。マズイ、これでほっちゃんの言ってることまで分からなかったら最悪だぞ。
司会：ハリー役の伊藤龍さんです。
伊藤：（間を空けてボソっと）こんにちわ。………今日は楽しんでいってください。
最高！伊藤さんハリーそのもの！新人（だよね）だから緊張しているんだろう。にしても、ハリーそのものすぎ。いいキャラしてますわ、伊藤さん。
司会：そしてキャサリン役、堀江由衣さんです。
堀江：あ、はい。いいですね、皆さんなんか…。キャサリン役の堀江由衣ですぅ。なんか面白いですね、このメンバー。素敵な間があったりして。こんな風に和気藹々とやって行けたらなと思っていますので、今日はよろしくお願いします。
いよっ！年始めほっちゃん。やっぱいいですね堀江節。今日はではない、今年もよろしくお願いします。
司会：エリオット役の千葉紗子さん、お願いします。
千葉：今日は短い間ですけれどよろしくお願いします。
なんだか不思議空間につつまれた自己紹介が終わった。全ての原因は伊藤龍さん。ほっちゃんが一番落ち着いていたってのも面白い。

司会：今回は原作と言うことで、飯田譲治監督というより、原作なんですよね。私は結構尊敬する監督なんですけど。（って名前間違えるか、ふつー？）
飯田：元々、ナイトヘッドをする前に原作は考えたんですよ。ミスターマリックさんなんかとも一緒に仕事もして、超能力と言うものは漠然と信じているので、テレビを見たときに、みんな信じている割には全然怖がらないので、スプーンを持っていて、曲がりますよと言われて、なんでみんな怖がらないのかな？って。折る力があるのだから神経ぐらい折れるのにな。それがきっかけで考えました。
TVでも最初のシーンがこんな感じで事件が発展していったんですよね。
飯田：マリックさんはトリックなんですよ。でも、マリックさんが曲がりますよと言って、持っていると、ホントに曲げちゃうヤツとかいるんですよね。で、こんな話が向こう（アメリカ？）で出来ないかなと思い、だから、キャラクターがあんな感じなんですよ。それがいろいろありまして、最初マンガで出してもらえることになって、それが今ジャパニメーションと言う流れにも乗り、アニメにしてもらえたということです。
うー、なんかほっちゃん以外で聞き入ってしまったのは久々だな。ほっちゃんもずーっと飯田さんの方を向いて聞き入っていました。
司会：お隣の超能力を持ったハリーを演じてくれた伊藤さん。どうですか？実際演じてみて
伊藤：えっと、えっと、ひ弱な感じで、セリフとか「！」とか多くて……
やっぱ、ハリーそのものだ！後ろだったので、何言ってるか聴き取れない部分も多かったくらい、ひ弱な感じ（笑）伊藤さん自身はひ弱には見えないんだけど、喋るとね。
司会：それでは堀江由衣さんにお話を伺ってみましょう。キャサリンを演じてみて大変だったことってなんですか？
堀江：伊藤さんも言ってましたが、言葉にならないセリフが多いんですよね。「！」「……」「！」「……」みたいな。そういうのが多くて、言葉に出せないようなことが詰まっているのが難しいです。
と、お得意のジェスチャーを交えて説明。
堀江：踊ってるみたいになっちゃいましたけど（笑）作品自体もリアルな雰囲気で、こういう「間」を大切にしているように思ったので、余計に大変です。キャサリンさんは、家庭環境が複雑だったり、いろいろとあり、その辺の心の葛藤とかが難しいと思ってます。
司会：千葉紗子さんです。今週あたりから、セリフも。
千葉：私の場合は「……」もあまり無いかな。なので。
司会：声優と言う仕事をしてみて、自分でどう思いましたが。
千葉：今まで舞台をやって来て、舞台は自分を通して表現するけれど、アニメだと、声だけなので、それが難しくて。ある意味職人技みたいのがあると思うので、奥深いなと思いましたね。マイクを目の前に喋っていると、どうしても手とかが出ちゃうんですよ。手とか動かした時にカサカサとか音がしちゃうとダメなんですよ。（と、ほっちゃんの方を向く）
堀江：私もすごい動くんですよ。
千葉：動いてます！
堀江：無意識に動いちゃうんですよ。
千葉：そうなんですよね、私は体を使って表現してきたので、まだまだ慣れないですね。
そうそう、さっきの説明でも動いていたし、イベント中は、ほっちゃんの動きを見てるのも楽しいね。

質問コーナー
Q：監督に聞きたいんですけれど、ハリーはロリコンなんですか？
飯田：ロリコンにもまだなっていない感じかな？ロリコンって設定は無いですね。ロリコンは女性に興味があるってことじゃないですか。まだそこまでも行っていないような、区分けも出来ていないかな

Ｑ：動きながら表現するぐらい大変だと言ってましたが、喋ることの大変さってなんですか？
堀江：あのー…なんだろう？一人で動いている分にはいいんですけれど、横から違う方が入るときに、たまにゴン！とかゴフッ！とか。できるだけ、おとなしくしているつもりなんですけれど、手とか体とか動くんですよね。例えば、「待った？」ってセリフがあったら、スッっと手が出ちゃいますね。音は立てないように、でも動くみたいな。
千葉：例えば，エリオットがおねえちゃんと会話している演技しているときに、ココと（横のほっちゃんと）話しているわけではなく、画面を通してるんですよね。横とは話さないんですよね。その辺を勉強してます。
司会：伊藤龍さんって手は動かしますか？
伊藤：マイク前で緊張……しちゃって、あまり動かないです。
堀江＆千葉：動いてない、動いてない。
堀江：面白いですよ、人を見ていると。役者さんによってクセが違うんで。

サイコロゲーム大会
サイコロの出た目の質問に答えると言う、いわゆる「何が出るかな」です。
Ｑ：好きな女性な好みは？
飯田：芸能人はかわいい子は当たり前なんで。かわいい人だなぁと思って、何をやってるんですか？ってモデルですと言われたら、ああそうですか的だけど、証券会社に勤めてますって言われたら「はぁ」と。
分かるような気が。やっぱり当たり前より、意表付かれた方が良いですよね。
Ｑ：今年の抱負は？
伊藤：今年の抱負なんですけれど、二枚目をやりたいと思います。
千葉：ハリーだって二枚目じゃん！
伊藤：………はい。
おもしれー！伊藤さん。この低い物腰と言うか、良いね。
Q：今一番やりたいことはなんですか？
堀江：えっと、ゲーム！昨日から、なんとかオンラインをはじめたんですよ。ファンタシースターオンラインだ。あれ、すごい楽しくて。初インターネットですよ、これで。お友達に電話で聞きながら一生懸命繋げました。みなさんもどうぞ。
重大発言だ！遂にインターネットを始められたようです。iMacじゃないけど。やはり、身近なゲームからと言うのは、非常によく分かります。お店でも聞かれますし。
PSOですか…。これで、PSO人口がまた増えるな。ファンがみんな買うんだろう、でも、絶対ゲーム内では探せないよな。0.１％の可能性も無いが、同じゲームをやっていて、同じオンラインで遊んでいる、と言うだけでも、ファン心理的には楽しみたいんだろうな。と客観的に聞いていた自分だけど、なんか手元にPSOあるし。
よくDCのゲーム話は出ますね。セガもこんな立派なDCユーザーいるんだから、イメージキャラクターを堀江由衣。ドリームパスポートのナビゲーションを堀江由衣。次なる新作のヒロイン役は堀江由衣。と、使えばいいのにね。「パソコンでネットなんか難しい…。DCなら、ホラこんなに簡単！私もやってるPSO！」セガさん、こんなCM打って下さい。

Q:今一番やりたいことはなんですか？（サイコロだから同じ目が出ちゃうと同じ質問になっちゃうのよね。）
千葉：ご飯が食べたい。かぼちゃが入ってるやつ。（お昼の弁当に）かぼちゃ入れといて下さい。ファンの方からかぼちゃを丸ごともらったこともあるんですよ。

以後上映会に移る。その前に、エンディング。
千葉：この4人が集まるってのはイベントでしかないですよね。面白いですよね。この後も、伊藤ワールドと飯田ワールドを見たいなと
堀江：なんか不思議な雰囲気でイベントを楽しませていただきました。サイファイハリーは夜遅い時間帯なんですけれど、見てくださっている方がすごく多く、先々が気になると思いますが、このままテレビで見て、分からない所はDVDで復習などしていただければいいんじゃないかなと思っています。それでは、引き続きの方も、お帰りの方も。あっ、雪が降るというウワサもありますので、カゼなどひかないように、今日はありがとうございました。
ここで、観客側からコールを入れる。一緒に千葉さんも「ほっちゃーん」と言ったりして。
伊藤：今日は短い間だったんですけれど、はい、これから上映会です。ありがとうございました。
飯田：ボクの世界観だけでなく、スタッフ、キャストの方みんなでいいものを作ってるなって思い、今後はDVDなども売られて行くので、楽しみにしています。そしてそれを、こうして、皆さんが応援してくれていて、感謝しています。

以上、池袋でのイベントは終了しました。今日のほっちゃんは、なんかずっと口に手をあてて、事あることに、笑っていました。伊藤さんの不思議ワールドのせいなのか、前日PSOを遅くまでやっていて眠かったのか、どちらともとれるような感じを受けました。

　お次は、石丸ソフトワン。移動時間少なく、大急ぎで池袋から山手線で秋葉原へ。そういえば、買い物目当てでは、全然アキバに来てないなぁ…。開場ギリギリに到着。今回はクジ引きなので、後でも前列のチャーンス！なのだが、やっぱり後ろ。どうせ後ろならば、壁際で立って見る方がいいやってことで、鉄コミの時のサインが貼ってある所で見ることに決定。後ろで座ってなんてじゃ絶対見えないから。