探偵神宮寺三郎灯火が消えぬ間に

ゲーム紹介へ戻る

 ファミコンディスクシステム時代から続いている人気推理アドベンチャー。「正当派ハードボイルド」の言葉がよく似合う作品。

 祥香はスナックラ・メールのホステス。高校在学中に家族と海釣りに行き、水難事故に遭い一人だけ助かる。親戚もいないため、その時から天涯孤独の身という、悲しい過去を持つが、明るい性格と根気で、高校卒業後は、建設会社の事務として就職する。しかし、大学進学の夢を諦めきれずに退職、上京となる。進学資金を貯めるためにホステスをしている。
 外見はおっとりそうに見えるが、見た目より行動的で新しいものには常にチャレンジしたいという意欲を持ち、芯が強い。性格的にも、ほっちゃんにお似合いだと思う。

 事件に関わってくるキャラなので、登場回数は非常に多い。がしかし、ゲーム中にはボイスが入らない。途中のムービー部分で少々喋る程度。第7章を終了させ、第8章に入る時のムービーとエンディング前のムービーの2カ所。99年秋のゲームショウステージで話題になっていたドイツ語も1フレーズのみ。全編フルボイスだったらどれだけ良い作品になったのか…と思うだけでも、残念で仕方ない。
 
 ほっちゃん自身、探偵になりたかった! と言う話はよく聞くので、おまけシナリオで迷探偵松沢祥香とかが入っていたら、大爆笑だったのになぁ。