アドベンチャーゲームだったまぼろし月夜番外編と言った感じ。タイトル通り麻雀がテーマ。

　通しサインを使って勝っていくという、よく麻雀漫画にありがちなコンビ打ちが出来るというのが、このソフトの特徴。サインを送って、わざと振り込ませたり、喰わせたりと発想は非常に楽しいのだけれども、システムが付いてきていないのが悔やまれる。対戦相手が喰いまくるアルゴリズムも良くないです。ルール設定とかかなり細かく設定できる点（特殊役はかなり充実してます）や、個人詳細データが残る点など、良く出来ているだけに非常に残念。
　これが最重要事項。コンビを組める相手が「玉子」のみと言う点。あやめさんとコンビ組んでバリバリ勝ちまくろうと思っていたのになぁ。

　あやめは、ストーリーモードに出現する。選択肢は全くなく、麻雀に勝ち進めばOK。1,2回戦目は普通の4人打ち。3回戦は3人打ち。4回戦目に南憑依のあやめさんが登場。ここも3人打ち。最終戦はあやめ、南が相手の勝負。難易度的には高くないので、全然余裕。独特のボケっぷりは物語の中でも健在で楽しめる。
　フリー対局モードでもあやめさんを相手に戦うことが出来るので、簡単に声は聴けます。「ポン」とか「あと1枚であがりですわ」とか、対局中は喋ります。ほっちゃんって麻雀出来るのかなぁ？
　全然関係ないけれど、このメーカーの住所が大阪市西区南堀江なんですよ。堀江つながり？と、ちょっとニヤリとしてしまった。