水、トイレ
北京に発つ前にいろいろな噂が耳に入って来ました。
トイレにはドアがないそうだ、仕切りも無い所がある。
ペーパーなんてあるわけがない。
ホテルにはゴキブリが出る......。
以前に北京公演をした日本のオーケストラが泊まったホテルでゴキブリが出た、というので
その次に出かけたオーケストラの人達はバルサンを持って行ったとか。
でも税関で引っ掛かって、入国する時に全部取り上げられて税関にバルサンが並んでいた、
なんて話もまことしやかに噂されていました。
また、水を飲むとおなかをこわす。
だからその水で作った氷の入っているものを飲んでもダメ。
すごく心配して出かけたんです。実は....。
でも、確かに水道水は飲めなくて(硬水らしいです)全部ミネラルウォーターでしたけれど
トイレは普通の水洗で、ホテルにはペーパーもありました。
田舎の方に行けば、まだ昔のトイレもあるらしいんですが、私は見ませんでした。
危なそうな所ではトイレを使わないようにしていましたし...。
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お持ちなのが判明しましたので拝借しました 万里の長城の男性用トイレです
隠れてはいますが、立てば丸見えですね メンバーも興味津々の様子です |
氷の入った飲み物も大丈夫でした。
心配し過ぎでしたねぇ。
食べ物もみんな美味しかったし、安かったし。
ロシアに行く時も、食べるものがないらしいとの噂を聞いて、大騒ぎして食料を買い込んで行ったんですが
余って帰って来る事になって「なあんだ」だったんですが、今回も同じでした。
通貨、物価
通貨は元。元の下が角。その下が分。1元が10角で100分。1元は約16円くらい。
これは計算が非常に難しかったです。
一瞬では計算ができなくて時間が掛かりました。
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残って持って帰って来たお札とコイン。 上から10元、5元、2元、1元 そして1角、五分のコイン |
でも輸入ものは日本と同じくらいの値段でした。
生活に密着したものが安かったです。
朝御飯や昼御飯は一人10元〜15元でお粥とおかず2〜3品食べられます。
これは豪華な御飯です。
中華そばだけだったら3〜6元くらいでした。
夜飲みに行っても、料理を一杯とって、ビールや紹興酒を飲んでも一人30元〜40元でした。
メニューの値段を気にしないで頼めるのは嬉しいものです。
気候
東京とほぼ一緒でしたが、湿度が大分違いました。
北京はカラカラで、弓を緩めてもゆるまらないんです。
楽器も弓もちょっと心配になりました。
日本に帰った時に「わ、湿気!」と思いました。
水分が身体の周りにまとわりつく感じがしました。
湿気だけでなく雨も少ないそうです。
私達がいた間には、パラパラの雨が一瞬降っただけで、あとはずっと晴れでした。
マナー
今回一番驚いた事は、中国(北京?)では並ばない、ということでした。
それはファストフードのお店とトイレ。
みんな群がって横入りして、我先にと注文します。
奥ゆかしくしていたら、いつまで経っても列の一番後ろです。
トイレも、今の日本ではそれぞれのドアの前でなく、一列に並んで、空いた所から順番に入りますよね。
それはホールで休憩の時に起きました。
並んで待っていると思わなかったのかもしれませんが、
3人くらい並んで待っている人の横をすっと通り抜けて
空いたばかりのトイレに入られた時は皆びっくりしてしまいました。
でも子役の子で、まだ子供だったからかもしれません....。
と言っても、こういうことは上流階級のほうでは全然違うそうです。
きっと並ばなければいけないようなファストフードのお店などだからでしょうね。
ジョージ・サカキーニ

(写真提供 石田はつみ氏)
昔から新日フィルを聴いて下さっている方は覚えていらっしゃるかもしれません。
昔(数えてみたら20年くらい前のことでした)新日フィルの団員だったファゴットのジョージ・サカキーニ氏が
ちょっと前から北京にいるそうで、会いに来てくれました。
奥様が北京出身の中国人で、最近北京に戻られたそうです。
コンバスの石田常文氏と。
ペット
ホテルの隣に果物屋さんがありましたが、そこで猫を買っていました。
オッドアイと呼ばれる目が片目づつ違う色の猫です。


(目の色が違う所をなかなか撮れないでいたら、お店の方が押さえていてくれました)
北京では(中国では、かもしれません)犬や猫を全然見かけませんでした。
中国では何でも食材になるから、なんて乱暴な意見も聞かれましたが、実は
ペットを飼うのは大変な税金がかかるんだそうです。
中国の物価は日本のそれと比べて10分の1くらいの感覚でした。
そこで、犬を飼う事に対する税金が一年で10万円なんだそうです。猫の方が安いそうですが。
日本だったら年間100万円払わなければいけないということですよね。
これは高い税金ですよね。
中国だったらうちはペットは飼えません。
滞在していた一週間、犬は、タクシーに乗った時に 隣のタクシーに乗っていたお金持ちそうな方が
プードルを抱いているのを見た、ただ1回だけ。
猫もこの猫だけしか見かけませんでした。