オーケストラのお仕事 2000年10月
 

10月10日(火) すっかり涼しくなりました

御無沙汰してしまいました。一ヶ月振りでやっと昨日退院して参りました。

オーケストラに復帰するのはたぶん11月からになると思いますので、「オーケストラのお仕事」もしばらく開店休業です。

すみません。

もう少し元気になったら、新日フィルの演奏会に顔を出そうと思っております。

その時には感想などをアップしたいと思います。

 

 

10月18日(水)

先月の「カルテット」の撮影の時に 数人が楽器を換えた、とお知らせしましたが、写真が手に入りましたのでアップします。

まず主役の袴田吉彦さんのバイオリンを弾く姿です。様になっていますよね。

もう一人のバイオリニスト、ディビット・ヘルツォーク氏。

チェリスト、佐久間大作氏。

ファゴッティスト、弘田徹氏。

映画を観るのが楽しみです。

 

10月22日(日)

昨日、すみだトリフォニーホールの情報誌「トリフォニー」のNo.11を拝見しました。

開館三周年記念の特集で、フランチャイズということについての説明や今まで起きてきたこと、

またホールで働いている方々の紹介の記事がエピソードやコメントと一緒に載っていたり演奏家の方々のエピソードもありました。

大変興味深く読ませていただきました。

新しい「新日本フィル名鑑」も載っていました。

今度の方が楽器別に並んでいるのでわかりやすいのではないでしょうか。

新日本フィルは明日から小澤さんで演奏旅行です。

下関、岩国、出雲で演奏会があります。

 

10月31日(火) 

二ヶ月振りで今日やっとオーケストラに復帰をいたしました。

久し振りに皆の顔を見て、一緒に音を出して、多少疲れましたが楽しい一日でした。

電車に一人で長い間乗ったのも、楽器を持って歩くのも久し振りでした。

体力を心配しておりましたが、なんとか持ちこたえられました。

今日はまず、ダフニスとクロエから練習が始まりました。

午後にショパン。ソリストのウリアーシュ氏はいかにも楽しそうに弾かれます。

弾くのが楽しくて仕方がない、という風に弾いていらっしゃるので、こちらも楽しくなってしまいます。

最後にドビッシーを練習しました。

明日もドビッシーを練習します。フランスものは綺麗に聞こえるように弾くのはむずかしいですね。

今回の入院では 井上道義氏には非常に心配していただきました。

私が入院した病院が、井上道義氏のお生まれになった病院であったことなどもありましたが

面会時間外にいきなり こっそり病室に来て下さっていろいろ教えていただきました。

手術前の不安な時でしたので、大変心強く感じて有り難かったです。

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