のんびり本でも読みませんか?
ジャンルにとらわれず、いろんな本を紹介したいと思います。

<きみのためにできること>

著者 村山由佳
出版社 集英社
ジャンル 恋愛小説
初版発行日 1998/9/25
友人からのお薦めでこの本を読んでみましたん。本を読む事によって、時代を感じる時ってあるよね?今の時代はE-Mail、チャット、携帯のメールが主流だけど、この中ではパソコン通信が主流なんだ。ま、今のメールとほとんど同じだけどね。この本の中では主人公(音声マン)の彼女と女優の耀子さんの間で揺れる恋心が描かれているんだけど、「メール」がすごく良い感じに物語を進行させていているんだ。今の現実社会ともすごくマッチしている気がする〜。物語の後半では世界的実力者のキジマ・タカフミの出現で急ピッチに展開していく様は目を離せないよ。この作品は映画化もされているんで是非観たいね。僕はまだ観てないけど・・・ただのメールのやり取りでもこんなにも感情が出せるもんなんだなって改めて感じたよ。是非!<01.10.09>
オススメ度☆☆☆☆


<ホワイトアウト

著者 真保裕一
出版社 新潮文庫
ジャンル 小説
初版発行日 1998/09/01
今ごろになって、ホワイトアウトを読んだよ。ちょっと長いから読むのをためらっていたんだけど、映画やビデオで見るんだったら、原作の方が内容が深く掴めるだろうと思って読む事にしたんだ。更に、この小説は映画化は難しいと言われていたしね。
内容はテロに占拠されたダムの発電所にそこで働いていた整備士がたった一人で立ち向かっていくという内容なんだ。とても緊迫した内容ですごくハラハラするんだけど、山の地形、登山に関する専門用語とあまり分からない部分もあって、想像しづらい所がちょっとね。あと、途中までは一人で立ち向かっていくのは分かるんだけど、後半の方は「そこまでするかぁ?」と思う部分もあるんだよねぇ。小説といえばそうなんだけど、普通の心理状態では無いような気もするんだよねぇ(極限の状態といえどね)。ちょっと納得いかないかなぁって感じでした。 <01.10.09>
オススメ度☆☆


<怒りのブレイクスルー
−常識に背を向けたとき「青い光」が見えてきた

著者 中村修二
出版社 集英社
ジャンル ノンフィクション
初版発行日 2001/4/01
世界に誇る中村氏による本。知ってる人はいるかなぁ?先週新聞1面に載っていたんだけど。彼は以前勤めていた会社を特許権の権利の確認とともに会社が不当な利益を得ていたとして20億円の支払いを求めているんだ。この中村修二氏はほとんど無名の会社から20世紀中には無理と言われていた「青色発光ダイオード」を一人で開発した人なんだ。現在はカリフォルニア大学のサンタバーバラ校の大学教授なんだけどね。 彼が以前勤めていた会社は、開発した実績をほとんど評価してなく、収入も全くといっていいほど上がっていないんだ。でも、今回の新聞記事のように開発者が会社を訴える事で日本の開発者の立場が上がれば開発意欲も上がるし、会社ももっと開発者を大事にすると思うんだ。
と、話は脱線したけど、この本で彼は会社に対して、日本の制度に対してなど、かなりの怒りをぶつけているんだ。これまで彼の載っている記事は結構読んできたけど、ここまで強い怒りを本に書いてるなんてちょっとビックリした。 いつか彼がノーベル賞を取れると良いよね。一読の価値あり。 <01.08.25>
オススメ度☆☆☆☆☆


<十二番目の天使>

著者 オグ・マンディーノ
出版社 求龍堂
ジャンル 小説
初版発行日 2001/4/14
う〜ん、タイトルからして感動を期待出来るよね。僕はそこに期待して買っちゃいました。内容は、若いころに野球の全米代表にもなった事がある会社の社長が主人公で、幸せ絶頂期に事故で家族(妻と子供)を失ってしまうの。で、絶望で落ち込んでるときに昔の親友が現われて、リトルリーグの監督を頼まれるわけ。そこから子供たちによって生きる希望が涌き始め・・・って感じ。では、その物語の中ですごく印象的な一言「絶対、絶対、絶対、絶対、絶対、絶対、あきらめるな!」すごく単純でパワフルなフレーズ!う〜ん、勇気を与えてくれるねぇ。この本を読んで、期待通り泣けました。電車で読んでいたから、僕にはつらかったけどね。でも、ちょっと内容がありきたりだったのが残念。この物語は悪い人間がほぼ出てこないに等しいから、さわやかな気持ちで読み終える!さわやかさが良いね。<01.07.24>
オススメ度☆☆☆


<クラッシュ>

著者 太田哲也
出版社 (株)幻冬舎
ジャンル ノンフィクション
初版発行日 2001/5/10
泣きました。初めて本を読んでポロポロ泣きました。この本は「ほんパラ!関口堂書店」という番組で紹介されてるのを見て読んだんだ。内容は「日本一のフェラーリ遣い」と呼ばれたレーサーが事故で全身大火傷を負って、顔の鼻や瞼を失って、ぼろぼろの状態から生きる希望を取り戻していく内容なんだ。人を怨んだり、怒ったり、悩んだりと人間の極限状態が作者の目から通して描かれているから、読んでいて苦しくて、苦しくて・・・。「生きる事はつらい事だよ。」という非常に心に突き刺さる天の声から、最後は「ザマアミロ」、「どんなもんだい」と自分に自信を持っていく変化。僕らにも勇気を与えてくれる1冊だと思う。みんなで思いっきり泣こう。子供の言葉も良い意味で心に突き刺さると思うよ。 <01.07.14>
オススメ度☆☆☆☆☆


<竹中教授のみんなの経済学>

著者 竹中平蔵
出版社 (株)幻冬舎
ジャンル ビジネス
初版発行日 2000/12/20
慶応義塾大学教授であり、小泉内閣の経済財政担当大臣が書いたこの本をちょっとした弾みで買ってしまいましたー。最初は立ち読みぐらいで終らす気持ちだったんだけど、実際に読み始めるとすごく分かりやすく、自分たちに関係する問題がたくさん書いてあるんだ。話題のデフレ(物やサービスの価格が下がり経済が収縮していく状態)や財政赤字、IT革命、年功序列など実にさまざまな問題に言及している。特に僕が最近関心のある「日本版401Kプラン」(自分の年金は自分で積み立てる)に関する部分は大いに賛成。僕らの世代は年金など二重に支払わなくてはいけないなど、辛い局面がかなり多いけど、僕らの子供たちの将来の豊かさを考えると、どこかの世代で頑張らなくてはいけないよね。この辺をみんなで改めて考えていく必要があるんじゃないかな?みんなも読んでみてちょ!<01.07.14>
オススメ度☆☆☆☆


<バトル・ロワイヤル>

著者 高見広春
出版社 太田出版
ジャンル 小説
初版発行日 1999/4/15
この本は深作欣二監督に映画化されて、すごく注目を集めたよね。確かR15指定とかで、中学生は見られないって事になっちゃったしね。物語の内容は中学生が主人公だっていうのに。物語は、ランダムに選ばれた中学校の1クラスで、たった一人残るまで殺し合うという内容なんだ。僕が読む前に興味を持ったのは、このクラスの人間の心理描写はどんな感じになるんだろう?という事と、もう一つは結末がいかなる状態になるのか?この点に興味を持って読み始めたんだけど、心理描写に関しては「これでもか!」っていうくらいに個性あふれた人格が出てきて驚いたよ。もう、多すぎるんじゃないかというぐらいにね。心理戦もかなり秀逸だった。そして結末!やるねぇ。正直、僕には面白すぎた。残酷なシーンも出てくるけど、本だから問題ないしね。映画はまだ見てないからどうだか知らないけどね。これは読む価値あると思うよ。必見!<01.07.14>
オススメ度☆☆☆☆☆


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