最西端+寄り道<2>

ロカ岬を発ち、起伏のある内陸部を走ること45分ほど。バスは14:50ごろシントラに着いた。
鉄道駅で帰りの列車時刻を確認し、シントラの名所を巡回する434番バスの時刻表も手に入れておく。写真はアズレージョで飾られた駅構内。
駅前の店を見上げたら、→
これまたなかなか可愛い!
王宮までバスでも行けるが、大した距離ではない。
途中にある泉なども見たいので歩くことにした。
←写真は市庁舎。
遠くの城跡などを仰ぎ見ながら、緩やかな坂道を上がっていく。
クラクションを激しく鳴らす車列が下ってきた。後ろに風船をくくりつけたりしている。結婚式だ! そう思っていると、列の中程、あきらかに他の自家用らしき車両とは違う車に、新郎新婦が乗っていた。
さらにその先にムーアの泉。車で水を汲みにやって来る人が絶えない。私もペットボトルの水を補給、汲んだ水で(泉の外で)おしぼりも洗わせていただいた。ひんやりしてリフレッシュ♪
観光客と車が行き交うレプブリカ広場まで来ると、右手にPalácio Nacional de Sintra(王宮)が見える。
ここでまたネット友の情報 『きりやメモ』 に登場していただかなければならない。
「王宮のチケット売場はわかりにくい。。。 正面の階段を上がる前に、階段下左のショップで購入すること!」
メモのおかげでムダな動きをせずに済んだ。
正面入口の列に並ぶと、間もなくガイドツアーがスタート。説明を聞きながら、いくつかの部屋を見学した。
どの部屋ももちろんゴージャスだ。といっても、アズレージョやアラビア風のデザインなどが使われ、エキゾチックな雰囲気が漂う。
内部は写真撮影禁止。代わりに?入口の泉の波紋→
をご覧ください・・・(^^ゞ。
レプブリカ広場から山の斜面に向かう細い通りが、この町一番の繁華街。有名なお菓子屋さん Piriquita もここにある。
名物のケイジャダス(チーズケーキ)とトラベッサーラ(パイ)を買った。
さらに上っていくと、「きりやメモ」 でオススメだったアズレージョのお店 O Patamar がある。
写真の突き当たりが入口。この時はザッと見て、あとで寄るつもりだったのだが、ペナ宮からの帰路はバスで駅に出たために忘れてしまった・・・。
広場に戻って、ペナ宮に行く434番のバスに乗る。この日は日中、20分ごとに運行していた。
約10分、4:15にバスを降りて門をくぐるとペナ宮の入口まで往復しているミニバスが停まっている。運転手が他の観光客に
「今から行っても閉まってるよ」 と言っていた。

ん?なんですと!?

「前に行くだけでいいんならバスを出すけどね」
みんなの賛同を得て、バスは発車。

←ミニバスの終点。
Palácio da Pena(ペナ宮)
ミニバスを降りて少し上るとメインゲートがあり、その前はちょっとしたテラスになっている。
メインゲートに掲示された開館時刻をみんなが見ていた。
 夏(7/1-9/15) 10:00am-6:30pm
 冬(9/16-6/30) 10:00am-4:30pm
入場は閉館30分前まで。
・・・そう、今日が冬時間の初日、9/16じゃない!
迂闊にも夏時間だけチェックして、余裕♪と
思っていたが。
見学を終えて出てくる人を横目に、我々一行は
このテラスで撮影大会に励むしかなかった。ちょうどロカ岬からのバスで隣り合わせた日本人のおじさまも、この仲間。お互いの写真を撮りあったのだった。
というわけで、撮影大会の成果を2枚(笑)。
いつの日か、また来よう。そのときはこの世界遺産の町に泊まるんだ。
そう誓って、ふたたび434番バスに乗る。ちなみに、前の便が出たばかり
で、これ(ペナ宮発17:30)は最終だった。昨日までの最終は19:05。

                  そして列車でリスボンのロッシオ駅へ・・・。

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