9月10日(月曜日)
車で国境越え (1)
ニース 〜 サンレモ
やはり海沿いを走りたいので、モナコまでは昨日と同じルートです。が、なぜかまたしても一気に駆け抜けてしまいました。
写真はその先の町、マントン。
海岸通りにはホテルなどが並びますが、ニースをぐっと庶民的にしたという雰囲気です。
月曜日だからか曇り空のせいか、リゾート客はあまり見かけませんでした。
マントンを過ぎれば国境はもうすぐ。
私が立っているのが国境と思われる位置。
フランス側の検問所とイタリア側の検問所のちょうど中間あたりです。
検問所といってもどちらも無人なので車を停める必要もなく、みんなビュンビュン通過していきます。
イタリア側検問所の先に両替所がありました。
ここで残ったフランとTCをリラに替えたあと、国境を自分の足で踏みたい!と、歩いて戻ったのでした。
イタリア最初の町、ヴェンティミリアを目前に "サンレモ" という標識に惑わされてしまいました。気がつけば弧を描くような上り坂。もはやハイウェイのチケット・ブースへ進むしかありません。まあ、サンレモでゆっくりできるわね、とミスを棚上げにして機械から券を受け取ります。
ハイウェイA10 は海沿いからちょっと離れていて、複雑な地形ゆえにトンネルや陸橋がいっぱい。
周囲の車に習ってライトを点けっぱなしにしたり、比較的スピードを出しているグループに混じってトラックや乗用車を追い越したり・・・。距離にして12〜13km、アッという間に
"SanRemo Ovest(西)" の出口に到着です。
途中で降りだした雨も上がり、すっかり青空になっています。
料金所は機械だけでした。後続車もなく、不慣れな外国人σ(^_^) にはプレッシャーがかからなくて嬉しい。そう思いながら通行券を入れると、表示されたはずの料金が日差しの加減でよく見えません。見当もつかないし、お釣りが出なくても困る・・・。
結局、カード払いにしちゃいました。実は1区間なので、たった3,500リラ、約200円だったんですけど(爆)。
サンレモ市街は高速出口からかなり距離があります。くねくね道を降りていくと、眼下に海と町並みが見えてきました。写真は町の入口。木の左横にサンレモと表示が出ています。