9月11日(火曜日)
美食三昧♪(その5−2)
アグリツリズモ <マンマの味>
夕食 a
最初の朝食のとき、マンマに残る2晩の夕食をお願いしました。近隣に美味しいリストランテは数々あれど、せっかく農家に泊まっておいてマンマのお料理を味わわずには帰れません。一応、「私たちの胃(ストマキ(複数))は小さい」とアクション混じりで説明しておいたので、多少は加減してくれたような・・・。
最初は典型的なピエモンテ料理でした。マンマに料理名のメモを
いただいたのですが、判読不可能なものもあります。
ワインは当然ながら、ここで作られた文字どおりのハウス・ワイン。注文しなくてもピッチャーでドーンとテーブルに置かれます。めちゃくちゃ幸せ(笑)。長〜〜いグリッシーニもピエモンテならでは、だそうです。
そしてアンティパスティ2品。
まずはVitello tonnato。ゆでた仔牛肉のスライスにツナとマヨネーズのソースをかけた、この地方の定番中の定番です。
もうひとつは、Formato di afelto(?) con fonduta。
型に入れて作った野菜のオムレツケーキ風、フォンデュータ・ソース添え。フォンデュータとはピエモンテのフォンティナ・チーズと牛乳で作るフォンデュ。すでに半分は胃袋に納まってます(^^ゞ。
プリモはこの村のラビオリ、Ravioli di Vinchio。謎の野菜が入っています。私にとってはかなりの量でしたが、あっさりして飽きが来ない。これぞ家庭の味なのでしょう。
セコンドは、Scaloppe di pollo zucchini。鶏肉のスカロップ、ズッキーニ添え。スカロップは肉を薄く伸ばして小麦粉をつけ、ソテーしたもの。
これも食べてしまってから写真を撮ってます・・・。
最後は典型的ピエモンテのデザート、Bunet。チョコレート・プディングです。バローロの1つ星レストランとはまた違った、甘さ控えめの素朴な味。