9月14日(金曜日)
観光地レポート(その6)
トリノ市街 <2>
王宮の裏にドゥオモがあります。ここには、イエス・キリストが磔されたあと包まれたという 『聖骸布』(近年、時代がもう少し後のものであると科学的に立証されてしまった‥‥) が保管されています。
展示されているのは実物大コピー写真で、それさえもガラスで丁重に保護してありました。
写真右手がドゥオモの横側。鐘楼も古めかしい。
左側は王宮の一部です。その前では遺跡の発掘作業中。
さらに先には一部だけローマ時代の城壁が残っています。
←奥は騙し絵になって
いるのが面白い。
ランチを食べてから、モーレ・アントネッリアーナの塔に行くことにしました。
1階でチケットを買い、エレベーターで一気に展望台へ。
↑左側にポー川が流れています。
どんより曇ってきたなあ、と思っていたら、このあと雨が降り出しました。
雨宿りがてら、塔の下の数フロアを占めている国立シネマ博物館も見学。
古い映写機(手回しで絵を動かし覗き込むものや、貴族が楽しんだらしいゴージャスに装飾されたもの)、カメラなどの機材、セットの再現、様々なポスター、衣装、小道具類‥‥。実際に触ったり体験したりできるし、期待していなかったせいか、なかなか面白かったです。