9月15日(土曜日)
観光地レポート(その6)
トリノ市街 <3>


午前8時50分、
Kuroを乗せた列車が出て行きました。

ここから3日間は一人きり。
最初からひとり旅の場合と違って、お見送りをしたあとはなんだか急に寂しくなるなあ・・・。
そう思いながらもホームを離れ、駅構内のスタンドでNY Timesを買い、ホテルへ戻ったのでした。

↓ポルタ・ヌオーヴァ駅
フロントのおばさんの
「あなたは何時に出るの?」 という問いに、お昼までには出ると答えておきます。シングルが満室だったため、別のホテルを予約してあるのです。

これ以降の予定はとってもアバウトでした。はっきり決まっているのは明日アスティで行われるパリオ祭を見るということだけ。
そのせいか、だらだらと荷物をまとめ、約束ギリギリにチェックアウト、さらには移ったホテルでも、うだうだ・・・。
もうすぐ3時というころになって、自動車博物館を見に行くことにしました。ついでに手前のポー川沿いに出てみようと、ポルタ・ヌオーヴァ駅の前からトラムに乗ります。切符はあらかじめタバッキで購入。

乗車後、2つ3つ停留所をすぎたころから、なんとなぁく雰囲気が違うような気がしてはいたのですが・・・。もう着かなきゃいけないはずなんだけど。そう思った瞬間、ハタと逆方向であることに気付きました。
乗車からすでに15分ぐらいが経過!
もちろん、次の停留所で反対のトラムに乗り換えです。
切符は70分有効なので1枚で済みましたが、終点のヴァレンティーノ公園南側で下車したときには、4時半になってしまいました。

一人になってからの大ボケ第一弾。
実はこれがまだまだ序章に過ぎなかったというのが、2日後に判明するんですけどね。

ポー川沿いにあるヴァレンティーノ公園。
奥にBorgo e Rocca Medioevale (中世の村と城塞) の一角が見えます。
村を復元したミュージアムで、パンフを見ると、城塞の向こうには石畳の通りにそって様々な建物があるようです。時間があったら見たかったけど、先を急ぐことにします。
公園を過ぎて、ウニタ・ディタリア大通り (Corso Unita d'Italia) をさらに南下するとポー川がすぐ近くに見えてきました。ちょっと橋を渡ってみます。
← 橋の上より

イタリア第二の工業都市、トリノに流れる川とは思えない眺めです。
ゆっくり散策気分の、しかし後半になると川から離れ 「まだかな〜」 と思いながらの、約30分。
自動車博物館に到着しました。

 
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