サマリア渓谷トレッキング・ツアー
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Samaria / Crete
再び歩き始めます。
日差しの強い時間帯に木陰がなくなるのがちと辛い。それに足はさほど疲れていないのですが、肩がこり始めました。ほとんど使わずじまいの三脚が恨めしい‥‥。

くじいたのか男性2人の肩を借りて歩く若い女性や、座り込んで足のマメの手当をしている
男性を見かけたのも、このころでした。
お年寄りもゆ〜っくり歩いているくらいで、心配していたほどハードでもないんですけどね。やはり靴が大事かも。


そしていよいよクライマックスだとでもいうように、切り立った崖と崖の狭間へと入っていきます。
逆行してくる人たちを見かけるようになりました。レイジー・ツアーの人たちでしょう。レイジー・ツアーは河口側から好きな距離だけ歩くというお手軽コース。でも戻ることを計算しなきゃならないのは難しそう‥‥。
←野生の山羊
そして2時ごろ、みな無事に出られたかをチェックするための 『チケット回収オフィス』 を通過。そこへまたまた現れたガイドさん、「もう終わったも同然!あと30分よ♪」 と教えてくれました。一人で参加している私を特に気に掛けてくれていたのかもしれませんね。
そのすぐ先には土産売り場とカフェがあります。その場で搾ってくれるオレンジジュースに目が 『 はーとまーく 』 状態(笑)。席について飲んでいると、ガイドさんもジュース片手にやってきて、しばらくお喋りをしました。
今日の入場者数は多いほうで、約1600人。なぜか火曜と木曜にツアーが集中しているからだそうです(この日は木曜)。
「明日はぐっと静かになるわ」 とのこと。
また 「一人で歩くのが好きよ。おしゃべりしながらもいいけど、ひとりのほうが景色を十分に楽しめる。より多くのものが見える‥‥」 とも言っていました。
それから先は普通の道。追いついてきて左を指さし、「これが昔の村よ」 と教えてくれたガイドさんは、ちょっとだけ
私に歩調を合わせ、「じゃあ後でね♪」 とスタスタ行ってしまいました。脚の長さも鍛え方も違う!ってカンジ。

しばらくすると正面にちらりと海が見え、ようやく 「ゴールだ!」 という実感が湧いてきます。そこを右に曲がれば現在の村。レストラン、土産物屋が並び、貸部屋などもあるみたいです。

集合時刻まで1時間半余り。とりあえずランチを食べなきゃと、レストランに入りました。でも喉が乾くばかりで食欲がありません。結局、スプライトを注文。
短パンを脱げば水着。バスタオルも持参していました。そこで、ちょっとだけ海に入り、あとは日光浴。

左手にはフェリーがあんぐり口を開けて待っています。
土産物屋をのぞいたりしたあと、指定のレストラン "RAKI RAKI" へ。
他のツアーの人たちはそれぞれのレストランでフェリーの乗車券を受け取っていましたが、私たちのガイドさんはまだ来ていない。店の入口周辺に集まっていた我々は、かなり遅れてやって来たガイドさんからフェリーのチケットを受け取り、まっすぐフェリーに向かいました。
道路が通っている隣の村までフェリーで移動。
下船すると何台ものツアーバスが列をなして待っていました。下の写真はバスに向かって皆がぞろぞろと歩いているところ。見えるでしょうか‥‥。
そしてバスに乗ってピックアップされた場所へと戻ります。
広場に到着したのはそろそろ日が暮れようか、という頃でした。

そうそう、翌日ひざのうしろを中心とした筋肉痛で階段を降りるのが辛かったことを申し添えて
おきます(^^ゞ。車を運転する日じゃなくて良かった‥‥。

ツアー前半





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