クレタ島 イラクリオン
Iraklion / Crete
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荷物か増えたついでに水やジュースも買い、一旦ホテルに戻ることにしました。次に目指すは考古学博物館です。実は手前のカフェにふらふらっと入って休憩したけど(^^ゞ。
さて、考古学博物館です。ガラス張りのエントランス・ホールでチケットを買おうとしていたら、横手から女性にイタリア語で話しかけられました。「イタリア語、話せる?」
「少し」 と答えると、「チケットあるけど時間がないの。買ってくれない? ユーロでいいわ」 とのこと。
クノッソス宮殿との共通券が10ユーロ、博物館も宮殿も個々に買えばそれぞれ6ユーロです。つまり私は共通券を買うのと同じ。というわけで買い取ることにしました。
並ばなくて済んじゃったし♪
ここにはクレタ島・ミノア文明の遺産が展示されています。下のフロアには有名な 『牛頭のリュトン』 など、上のフロアにはクノッソス宮殿の壁画など。
写真左はクノッソスの南、Archanesから出土した 『ミノアン・ハウスの模型』、右はクノッソス宮殿・東翼にあったフレスコ画 『三女神 (青の婦人たち)』 です。
再びメインストリートに戻ってATMでユーロを引き出してから昼食。それからクノッソス行きバスの切符を買いました。噴水周辺のキオスク2軒は扱っておらず、2軒目で教えられたエルグレコ公園
に近いキオスクで。
でももう3時すぎ。バスを待っていると遅くなりそうなので、クノッソス宮殿は明朝に回すことにします。そして大聖堂に向かって歩き出しました。
右の写真はカロケリヌー通り。ハニア門から中心部に通じる通りなので車でぐるぐるしたっけ。そのときは渋滞するほど交通量も多く、庶民的で活気あるエリアという印象でした。でも今はシエスタ。どの店もシャッターを下ろし、歩く人すらあまり見かけません。
アギオス・ミナス大聖堂は、クレタ島最大というだけあって立派な教会です。隣はアギオス・ミナス教会。
内部も荘厳。そんな中でも注目すべきはイコンでしょう。
こちらは大聖堂の脇にあるアギア・エカテリニ教会。内部はイコン博物館です。残念ながら写真撮影禁止でしたが、かなりの量のイコンが並んでいます。
↑左がアギア・エカテリニ教会。奥は大聖堂の側面。
エカテリニ教会左の道を海に向かって下り、
歴史博物館へ。入口は奥の新しい建物です。
3フロアに、ビザンチン、ベネチア時代などのコレクションが展示されています。モザイク、彫刻、フレスコ画、ポータブル・イコン、コインやジュエリー等々、品目も多岐に渡っていてなかなか面白い。

←水が伝い落ちる壁の装飾です。正式にはなんと言うんだろう?
他に、イラクリオン出身のエル・グレコの絵画、戦争の写真、『その男ゾルバ』の著者、カザンザキスの書斎、刺繍や衣類、生活用具の展示もあります。
←『その男ゾルバ』の各国語版コレクション。

イラクリオン(1)





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