<photo & diary> 8/31 ザグレブ市内 4
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だんだん人出が増え、それに反して傘をさす人が減っていく・・・そんな共和国広場の様子を部屋から眺めるのは、いい暇つぶしになった。
ふと東の隅にある噴水そばのレストランだけが異様に活気づいてきたのに気づく。そのうちミニスカートの制服を着た若い女性たちが出てきたり、店内からマーチングバンドの演奏が聞こえたり。
そういえば銅像のそばには午後から簡単な観客席が出現している。これは何か始まりそうだ!
午後7時、広場に降りてみるといよいよ最終準備段階といった雰囲気だった。観光案内所で入手した今月のイベント情報には載っていなかったし、横断幕からもザグレブ市のイベントらしいということ以外わからない。
でも集まってきた人々に混じって待つことにした。
オープニングはマーチングバンド。民族衣装のグループと制服組が交互に演奏する。終わると自然体でバラバラに去っていくのが笑えたが・・・。
なんとなく空を見上げたら、虹が出ていた。ほお・・・と
見惚れていると、一人あらぬ方を向いているのが気に
なったのだろう。隣にいたおばあさんも空を仰ぐ。「虹ね!キレイ!」 と嬉しそうな彼女に、私もにっこり頷いた。
その後、衛兵のセレモニーに続いて、なぜか「未知との遭遇のテーマ」が流れ、しずしずと車が入ってきた。中から出てきたミニスカ制服姿の女性たちがスターらしき男性を迎える。司会者がその若い男性を紹介するも、クロアチア語でチンプンカンプンだ。唯一理解できたのは"TOYOTA"(登場した車はカローラだが) という単語だけ(苦笑)。
そのゲストが挨拶する。サッカー選手か?トヨタカップと関係がある?な〜んて勝手に想像を巡らす私をよそに、観衆は大いに沸いていた。
次はミニスカ軍団のバトン・トワリング。もちろん選ばれた娘たちなのだろうが、みんな驚くほどスタイルも良いし、めちゃくちゃ可愛い。
数曲終わると、
←市長のお孫さん(?)も参加。
このショーが終わったと同時に、私は広場を後にした。脇でチアリーダーらしい白いミニスカ軍団が待機していたが、もう8時だ。夕食を食べなくちゃ!
9時半近く、レストランから戻ってくると、まだチアリーダーたちが元気に踊っていた。部屋の窓を閉めても音楽が聞こえる。
10時になってようやく終了したようだった。