9/3 Sun. どこを切り取っても絵になるブレッド湖 Part 3
ペンションに戻って部屋のカギを受け取り、しばらく部屋で休憩することにします。
ふたたび外に出たのは6時過ぎでした。
夕食は中心部でとるつもり。まだちょっと早いし、それまで周辺の散策でもしていましょう。
そうそう、途中でレンタカー会社の所在も確認しておいたほうがいいな。明日から借りる予約を入れてあるのです。
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部屋の窓から見た、先ほどのボート乗り場 (望遠) |
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いったい何枚、ブレッド城と湖を撮ったことやら (笑) |
中心部に行くには到着時に辿った道筋を戻ることになります。でも日が傾きかけた今、湖の表情も昼下がりとは心持ち変化していて、飽くことがありません。水面はよりいっそう色を深め、ほとりで体を休める鴨の姿も増えていました。
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中心部に向かう途中 |
大型高級ホテルの並ぶあたり、住所からしてその一角にあるはずだったハーツ・レンタカーは見当たりませんでした。
とはいえ、どちらを向いてもピクチャレスクな風景です。レンタカー会社探しなんぞという無粋なことは後回し! 足は自然に湖畔の公園に向いてしまいます。
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湖畔の公園 |
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屋台が並ぶ公園内 |
木立の奥に小ぎれいな屋台が並び、可愛い人形や風見鶏など、暖かみを感じる手作りのお土産が売られていました。
その後、バスターミナルのほうに向かって緩やかな坂道を上がっていく途中、緑に囲まれて居心地の良さそうなパブを発見!
もう皆さんお察しでしょう?
そう、当然のことのようにサッサと公園を見下ろすテラス席に陣取ったのであります (笑)。
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パブ入口 |
そしてグラスの白ワインをちびちび舐めながら、遠くに見えるブレッド城をただ漫然と眺めていました。リュブリャナを観光したのは今朝のことだというのに、なんだか遠い昔のような気分・・・。
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パブのテラス席 |
ふと7時をまわったことに気付き、すっかり根っこが生えてしまった腰を上げることにしました。
ウエイトレスさんを呼んでお支払い。グラスワインのお代は 180 SIT(約\113) でした。観光地価格を覚悟していましたから、その安さには拍子抜けの感がなくもありません。
ついでに、美味しいレストランがあるというペンションまでの道を尋ねておきます。
「知ってるわ! うーん、でも道を説明するのは難しいなぁ。この通りを下っていくとショッピングセンターがあるでしょ。ほら、白い大きな建物。その先の細い道を上がって。で、そこからが難しいのよ・・・」
「じゃあそのあたりまで行って誰かに聞いてみる」
「ええ、その辺にいる人に聞き直して」
店をあとにして、ひとまず彼女が教えてくれたの
とは逆方向、バスターミナル付近まで足を伸ばし
てみました。
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バスターミナルは右端手前の建物の裏手にある |
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左の建物がケーキ屋さん |
ハーツ・レンタカーのブレッド営業所は Hotel Park と同じ住所になっていました。レストランへ向かう途上なので、そのホテルに寄ってみることにします。そしてコンシェルジュに尋ねると、通りを渡った少し先の
Kompas Hotel にあるとの回答。
うーん、そりゃ見つからないはずですよね。移転して間もないのかも知れないけど、出発直前にHertzのサイトでチェックした住所が違っているとはねぇ・・・(ぶつぶつ)。
そろそろ日が暮れようとしていましたが、ハーツの営業所はコンパス・ホテル裏側にまわると、あっけなく見つかりました。これで明朝になってアタフタすることもないでしょう。
安心したせいか、急にお腹が空いてきました。さあ、レストランへ行かなくちゃ!
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右上にブレッド城。中央のネオンはカジノ。 |