<The heart of Mdina>

まずは広場前のカフェへ。
日本にもありそうな
お洒落で新しい内装。でも、
この街では本物っぽく見える。
photo-cafe
photo-St.Paul Square
大聖堂前の聖パウロ広場。ツアーが入れ替わり立ち替わり
やってくる。この写真はその合間の静かな状態。


大聖堂の右脇にある小さな広場に
大聖堂博物館がある(写真右)。

特に有名なのはデューラーの作品。1511年の銅版画"Life of the Virgin(聖母の生涯)"は22枚の完璧なセットで、1509-1511年の木版画"Little Passion(小さな受難劇(?))"は37枚中6枚が16世紀のコピーだそうだ。また、彼の弟子たちによるグラフィック・アートもある。
photo-Bishop Square

photo-Villegaignon Street
メイン・ストリートのVillegaignon通り。
手前左はPalazzo Gatto Murina(ガイドブックには出ていない)。1350年建造となっていたが、かなり修復されているのだろう。中では『Tales of the Silent City』というアトラクション(オーディオ・ビジュアル・ショーらしい)をやっていて、入口は土産物屋だったりする。ありがち‥‥でしょ?
左奥、2階に4つの窓が並ぶ建物がイムディーナで最も古いとされるサンタソフィア邸。1階はロマネスクのアーチがあるシシリアン・ノルマン様式。ファサードには1233年と記されているが、後に加えられたものなので正確なところは判らないらしい。2階部分は1938年からのもの。
その先にカーマライト教会の鐘楼が見える。
手前右はBanca Giuratale。以前はUniversitaだった場所で、ヴィルヘーナが1730年頃に建てたもの。その奥には聖パウロ広場がある。

photo-Carmelite教会
カーマライト教会の鐘楼を仰ぎ見る。1630-1690年の間に建てられた教会(写真奥)で、1798年ナポレオン軍に占領されたとき、教会の宝庫が奪われそうになって、フランスに対する反乱を起こした場所でもある。写真にはないが、向かい側の聖ロークのチャペルは1728年建造だそうだ。
photo-Palazzo Falzon
 
 
カーマライト教会の先、右手にあるファルツォン邸。
2階は15世紀終わりのものだが、1階は1095年建造。ファサードのジグザグはノルマンの特徴的な模様。現在は財団が運営し、完全に修復され公開されている。ガイドブックに"要予約"とあったが、どうやら違うらしい。16〜18世紀の家具、絵画、ガラス器、陶器、武具があって、16世紀後期の中庭が美しいのだそうだ。入ってみなかったのが悔やまれる‥‥。




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