<Gate 〜 Vittoriosa Sq.>





半島の付け根側は堀(現在は公園)や
城壁で鉄壁の守りといった感じだ。
それを越えればヴィットリオーザの町。
昨日の名残だろうか、町のそこここに
モールの飾りが見られた。


ヴィットリオーザ広場には2つの像が立っている。
ひとつはグレートシージの勝利を記念し1705年に置かれたもの。
たぶん上の写真がそれだろう。
その背後にオーベルジュ (Auberge d'Allemangne) がある。
1942年の空襲で破壊され、建て直されたそうだ。写真中央辺りの
道に入ると他にもオーベルジュがあるが、どれも個人所有なので
公開はされていない。まっすぐ奥の通り St.Scholastica Street に
騎士団病院 (Hospital of the Order) がある。ヴァレッタに
病院ができて以来、現在までベネディクト修道会が使っている。


<St.Lawrence's Church>
騎士団がマルタに建てた最初の修道教会、聖ローレンス教会は、横から見てもなかなか立派だ。階段を下りて正面にまわった。
西側、ドックヤード・クリークに面した正面は第2の塔が追加された1913年の新しいものだ。
とにかく、どこもかしこも人っ子一人いない。従って(?)どこもかしこも閉まっている。



教会前の広場には1979年のイギリス軍撤退を記念した
Freedom Monument がある。

ドックヤード・クリークの埠頭。対岸はスリーシティーのひとつ、セングレアだ。
ゲートの先は海軍の製パン所跡に1991年オープンした海事博物館 (National Maritime Museum)


<Fort St.Angelo>




引き返して、海沿いを歩いていたら公園があった。
ベンチに座って持参したミネラルウォーターを飲む。
強烈な日差しを浴びながら、風に吹かれながら‥‥。
砦の全景。
市街地部分とは首の皮一枚、いや
道路一本で繋がっている。






<Pretty houses>


マルタの家はドアに凝る。
ドアの写真ばかりを集めたポスターが
土産として売られているほどだ。
ドルフィンのノブ、カラフルなペイント、
お洒落な門灯や植木鉢‥‥。



<Ramparts>




町の入口を守る塁壁。内部は複雑な構造になっている。
階段を昇って上に出ることもできる。
ちょっとした探検気分を味わって、町をあとにした。





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