<Citadel>




坂道を登ってメインゲートに出る。それをくぐったところが大聖堂広場だ。いきなり門から広場正面にある大聖堂を仰ぐ形になる。大聖堂といえば町の中央にあるものと思っていたものだからちょっとビックリ。すっかり敵 (?) の思うツボ。。。
ここでは多くの建物が大聖堂の左手から左奥にある。




ガイドさんに続いて一気に上ってきたので、大聖堂入口の階段あたりになると恰幅のいい人たちは息を切らしていた。


象嵌細工の床、豪華な祭壇 (1855)、地元の画家による祭壇画、アラバスター製の聖水盤 (1742)、ベネチアガラスのシャンデリア‥‥イムディーナの大聖堂と比べるとスケールは小さいが雰囲気は似ている。
ただ、アーチ型天井画は近代になって描かれたものだそうだ。

ここで一番面白いものは天井にある。ドームに見えるのは実は "騙し絵" なのだ。

コストを抑えるためにドームを作らなかった。まるでドームがあるかのように見える天井画は1739年、Antonio Manueleによって描かれたもの。

祭壇近くから見上げるとボワーンと間延びしたようになって、平面であることがよく判る。

砦(Bastion)から島の北側を眺めた。左奥、海が見えるあたりはマルサルフォルン
(かつては漁村だったが今はラムラ湾に次ぐゴゾ島第2のリゾート)。右手にはシャ
ーラの町、さらに右にはカリプソ伝説の洞窟や海水浴客で賑わうラムラ湾がある。


<Main Square>



写真はRepublic Streetの、
ちょうどシタデルから下ってきたあたり。カフェのパラソルが並んでいるのがメイン広場だ。周辺には土産物屋などが並んでいる。




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