死ねない戦(ベル第211話) セルピコに変化が。ファルネーゼが自分を置いて人との絆を築き、人間としてのアイデンティティを見出せるようになって でもちょっと待て。今は21世紀。一人かっこつけて「愛する者を守って命を捨てる」なんてのは全然かっこよくないんだよ。そういう男の勝手な美学が第2次大戦中の不毛な戦死者を大量に出したってこと、もう私らは知ってる。特攻隊として消えていった人たちの胸は、純粋な想いでいっぱいだったろう。それしか選択肢がない究極な場面もあるだろう。でも、その魂を称えることはしても、その行いは美化して奨励されるべきものじゃない。 ところで、戦闘シーンでカットバック的なコマをペンで重ねて描く手法、前からやってたっけ? それとですねえ。ベルセルクに飴じゃなくて雨が降ったのって、もしかしてロストチルドレンの章の最初以来? |