アジアの漫画を訳本で読むか

ベルセルク24巻の発売月12月のコミック売上順位は6位でした。
1位はやっぱり『ワンピ』、
2位は『テニプリ』
3位は『ナルト』
4位は『犬夜叉』
5位に『エヴァンゲリオン』

実売部数は前年同月比マイナス10%、の記録を5ヶ月更新中だとか。
こういう激売れコミックの販売部数が10%減少するということはそりゃあ、出版社にとったら何万部、何十万部、というマイナスになる。
おいらなんかもしコミックス出してもらったってせいぜい2万部とかだから、このマイナス分が祟っておいら達下々のコミックス化を節約しよう、って話になるのだよね。
こないだテレビ見てたら、本棚ごっそりなくなってしまうコミックスの万引き犯ってやってたけどねえ。
売上にならない上に、新古書店で買い叩かれて、それをまた次の人が買って読んでは持って行って売って…とかやってたらそのうち世の中からヒット作、ていうか漫画本そのものが無くなるで
ブ○ク○フさんよ、なんとかしたれや。キミらの商売ネタである漫画本が無くなったらどうするのよ。
でもそれが商売にならなくなったらあっさり商売換えするんだろうな。
後には人材不足とか、傷つけられた生産体制だけが残って、
そのうち国に護られた中国の漫画とかの訳本を読む時代が来るかもしれない。
いやいや、杞憂じゃないかもよ。

漫画家って儲けすぎって思ってる人多いかもしれないけどね。
実際労働量に対する対価(原稿料)って印税なかったら全然割りに合わないくらい安いのよ。
体力的にも頭脳的にもすごくハードだし。
人間の自給とか、出版社の経費とか考えたらね。なんでそんな安く抑えられてるかっていえば
読者の方たちに安価に娯楽を提供しようってのがあるからで、だから未だに数百円で買えるわけ。
今時CDだってDVDだって、そんな値段で買えるソフト他にないでしょ?
だから売れてる漫画を描いてる人には、それだけの報酬が入らない方がおかしい。
それだけの人がその人の作品で楽しんでるんだから。

というわけで漫画の著作権の中に、ビデオやCDみたいな貸与権を認めろ〜〜〜(涙)

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