【ラブソング】

収録作品紹介

小学館フラワーコミックス　絶賛（？）発売中

ぶっとばす

綵はボクサー柊司のトレーナー。いつか柊司が世界チャンピオンになることを夢見てる。本当は両思いなんだけど、気持ちを隠していたら、なんだかカレの態度がおかしくなってきて・・・。

ボクシングシーンは元WBA世界ミドル級チャンピオン竹原慎二氏の写真を参考に描きました。竹原さんありがとうです。

ファンレターが一番多かった49ページの長めの作品。綵と柊司のシンプルでダイレクトな恋が気持ちいいかも。

ラブソング

プー太郎の馨にとって弁護士の律は自慢のカレシ。そのカレが何時の間にか弁護士を辞めていて、なんと便利屋に転身してしまう。さらに仕事で見知らぬ老人の妻に成り代わってピアノを弾くように頼まれて、馨の不信感はつのるばかり。

大好きな人を温かく見守りたくなる作品です。リストの「愛の夢」を聴きながら、作りました。

MOTHER

OLになったばかりの20歳の香菜。突然の妊娠は喜びよりも戸惑いが。始まったばかりの社会人生活、友達との夜更かし、全部無くなってしまうの？遊びざかりのちょっとワガママな女のコはだんだん母親になっていきます。

私自身は妊娠の経験はありませんが、友達や周りの人からいろいろ話しを聞いて、「できちゃった結婚」の女性の気持ちを等身大に描きました。

夏への扉

夏になると上の空な気持ちになる女子大生瑞保は、生きている実感を求めて、夜ごと男を求め歩いていた。世捨て人のような画家アケルと出逢い婚約するが、その自分にさえ責任がもてなくなり一方的に婚約を破棄してしまいます。

腱鞘炎が一番ひどい時に、強い思い入れで泣きながら描いた忘れられない51ページです。

異色作です。