はじめに
※注1 ここは「桜のさんぽみち」TOPページではありません。
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※注2 すべての文章、写真等の無断転載、転用を固くお断りします。
【お願い】ここの情報はあくまで管理人の経験と主観と私見です。ここで知りえた内容で皆さんがかかられているお医者さんを困らせないようお願いいたします。また診察時に当サイトの名前を出さないで下さい。お医者さんとの信頼関係構築の妨げになります。あなたを診てくださるお医者さんよりあなたを診たこともないただのHPを信用するような言動は、なさらないでください。先生方に失礼です。個々の皆さんが御自分のことを判断される材料として利用するに留めていただきたく思います。でないと『腱鞘炎ノート』は削除しなければならなくなります。よろしくお願い致します。
はじめまして。腱鞘炎歴11年(96年3月発症)の弱小漫画家・桜香織です。
このページは桜の経験や失敗、考え方、医療との付き合い方など、長い間に自分の中に蓄積されていった色々なことを綴っています。
発症当時はインターネットなどもやってなく、病気に対する知識も皆無で情報もなく、本当に無知で何の対処もせずに悪化させたと言っても過言ではありません。
ぶっちゃけその時の私は腱鞘炎と筋肉痛の区別もついてなかったのです。発症も厳密には96年じゃなく投稿していた2年前かもしれません。
苦痛と、もう描けないという絶望に始まり、不安に押しつぶされ、人の不理解へ怒り、医療への不信、やがて少しの希望、医師の支えや理解と喜び、家族への感謝、自己責任…感情は一巡して来ました。
だからたぶん、皆さんの各段階のお気持ちは一通り追随できると思います。今でも 完治はしていません。いろんな治療をしながらだましだましやってます。これはその現在進行形の記録と思っていただいたらいいです。
初稿は2001年の8月でした。(当時あったのは「手術」のページまで)
動機はフツーに自分の経験を人様に役立ててもらいたいと思ったからです。
それまで自分を憐れんでばかりだった私がそんな心境になったのは、ひとえに2000年に経験した手術のおかげです。症状が軽快すると目に見えて気分が健全になって行きました。
その後、手術してくださった医師に月一で診ていただき沢山の知識やアドバイスを受け取ってきたので、他の治療経験などとも併せて随時更新して来たのが現在の『腱鞘炎ノート』&『不健康日記』です。
何が良くて何が悪いかというような書き方はなるべくしないようにしています。治療法なども経験を述べているに過ぎず、取捨選択は読まれた方個人の好き好きに委ねたいと思います。いい医者、悪い医者、などの書き方もしていません。各時期時期でいいと思ってることが違って、書いた時期によって言ってることが微妙に違ってるところもありますがそのままにしています。病気の段階や、個々の環境、条件によって、当てはまることが違って来ますから。
とりわけ、西洋医学の方がいい、東洋医学の方がいい、薬は副作用がある、手術は危険、鍼は無害、東洋医学はコワイ、など医療に対する偏見や知ったかぶりは当サイトが最も嫌う所です。マスメディアが無責任に煽る医療不信にも流されることなく自分の経験と見解を軸に臨んでるつもりです(笑)。そして医療への過剰な期待もお奨めしません。病気の主役はいつも、患者自身です。
粛々と(?)情報を集め自分の身体について考える際の参考にしていただければと思います。
書く仕事やキーボードを打つ人など、手の疲れる経験のある人は腱鞘炎予備軍です。初めて発症した人も過去になって再発しかかってる人も、今以上ひどくならないため、後悔しないために、桜の経験がお役にたてばと思います。
この病気は治療より、予防の方が数段効果的ですから。
*** 注意事項 ***
1)このサイトの情報はあくまでも桜の個人的体験と私見です。ここに限ったことではないですが、医療情報をネットで集める場合は決してソースを絞らないで下さい。そして自分に都合のいい情報だけを取り上げないで下さい。広い意見を吸い上げ、相反する見解も同時に取り入れてください。そしてここの情報を元にして皆様のお体に何らかの変化を及ぼした場合、当サイトは責任を負いかねますので予めご了承ください。
2)06年からは『ブログ・不健康日記』を始めたので、所見や考え方、時には治療ネタもそっちに書いていて、腱鞘炎ノート本編はほとんど更新していません。まあそのうちまとめないとイカンなぁとは思ってるのですが、最新の情報はブログの方を見てください。
3)本家桜のさんぽみちからリンクされてる<GUESTBOOK過去ログ>にて、多くの腱鞘炎患者の方の書き込みとそれに答えたレスがご覧いただけます。ご参考までに。
4)このページにおいて医師の先生(主治医と呼んでいる)の言動や知識、情報などをそこかしこに引用していますが、内容について先生の監修を頂いたものではありません。
それから、本文中に何度か大学病院という言葉が出て来ますが、これは2007年6月まで主治医が勤務されていた病院で、現在は異動されています。悪しからず。
2007年8月吉日 桜拝
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