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2016年度 所信 基本方針

○第45代 理事長 寺前 孝祐

<所信>

スローガン「道 -自信を持って歩もうー」



 1972年「明るい豊かな社会の実現」を目指し、志高き青年たちが全国502番目の青年会議所を、この熊野に設立いたしました。地域一丸となってまちづくりに取り組み、未来ある子どもたちの育成に情熱を注ぎ、その時代に即した様々な事業を経て、本年度熊野青年会議所は創立45周年を迎えます。

「明るい豊かな社会の実現」には地域に求められるリーダーを育成し続けることが必要です。リーダーの資質とは生まれ持つ才能ではなく、人と人との磨き合いや、絆を築き上げていくことなどで培われていくものだと考えます。地域にしっかりと根ざした心豊かな人間性を育み、メンバー全員が失敗を恐れず行動するチャレンジ精神をもって活動に参加し、成長を遂げていかなければなりません。そしてひとりひとりが自信を持って歩むリーダーこそが、このまちの更なる発展に貢献します。そのためには、まず我々が地域に必要とされるリーダーを備えた団体でなければなりません。様々な機会を通して、行政・関係諸団体とのコミュニケーションを積極的に図り、地域社会から信頼される団体としてその責務をしっかりと担えるよう、自信を持って更なる歩みを進める必要があります。我々が笑顔と活気にあふれ、ひとつひとつの事業に自信を持って全力を注ぎ、地域に必要とされる事業を展開することで青年会議所活動が認知され、地域のために活動しようと立ち上がる人たちを増やし、そして協力していきます。市民が更にこの東紀州地域への郷土愛を深め、自信を持つことができるよう、まずは我々が自身の姿と行動で示すべく、ひとりひとりが自覚と責任を持ち、メンバー一丸となって活動してまいります。

そして、本年度創立45周年の節目の年を迎えることが出来たのは、先輩方のこれまでの努力と、関係諸団体並びに多くの市民の皆様からいただいた我々の運動へのご理解とご協力があったからこそだと、深く感謝いたします。我々現役メンバーは地域を誇りに思い、自分たちのまちを愛する気持ちを先輩方から受け継いできました。その先輩方の崇高な理念、強固な信念は歴史とともに今も輝きを放っています。よって、その輝きを絶やさないためにも、我々は結束をより一層深め、今までの伝統と歴史に新たな価値を積み上げていきたいと考えています。そして、歴史を刻み、次の節目に向けて明確なビジョンと信念を持って未来へ繋げていけるよう、自信を持って運動を展開してまいります。

○副理事長兼45周年実行委員会 委員長 冨田 周温

<基本方針>


 本年45周年を迎える熊野青年会議所ですが、その内には様々な問題を抱えています。会員の減少などは、その最たるものです。もちろんその現状の中、少数精鋭で活動を行ってきましたが、やはり会員の減少による活動規模の縮小は否めませんでした。
そのような現状の中で迎える周年という節目、私達はこれを良い機会ととらえ、会員拡大と同時に、改めて会員一人一人が、熊野青年会議所の活動はもちろんのこと、メンバーそれぞれの職場で、責任と気概を持ったリーダーたる資質を磨くことを目指さなければなりません。その目標に向けて邁進すると同時に、担当させていただく熊野プライド委員会の活動にしっかり寄り添い、赤阪委員長が目指す事業が実現できるようしっかりサポートしていきます。
 また、本年は周年事業も担当させていただきます。周年事業というのは、これまでの青年会議所活動を振り返り、そこに携わられた先輩はじめ、多くの方々への感謝の気持ちをあらたにし、そしてそれを、次の世代に確かに伝えていくことが大きな目的になります。そこで、今まで諸先輩が築き上げ培ってきた過去とこれから育ち支えとなる未来をつないでいく、現在を生きている青年会議所メンバーとして、未来へ繋げる周年事業を行います。
 現役メンバー10名でスタートするという本年ですが、45周年という節目を、次の50周年に向けてのはずみにできるようメンバー一丸となって立ち向かい、飛躍できるよう精一杯頑張っていきます



○専務理事 濱上 典久

<基本方針>


 本年は1972年熊野青年会議所創立より45年という節目の年を迎えます。前回40周年の年も宇城歴代理事長の下、専務理事を務めさせていただきましたが、東日本大震災や紀伊半島大水害などに見舞われ、周年事業を中止せざるを得ませんでした。その際には三重県内各地青年会議所からも多大な支援をいただき、その恩返しや熊野発展の姿を見せられるように身を引き締しめ与えられた責務を最大限の力を持って臨みます。
 本年度、専務理事を担う私は、寺前理事長の目指す熊野青年会議所また熊野地域に向けて補助役として支えながら、想いを伝えるべく熊野青年会議所の窓口となり理事長とメンバー、熊野青年会議所とこの地域や各種団体との繋がりをスムーズに行えるよう活動していきます。また担当の総務委員会と共に活動し、熊野青年会議所の躍進に繋げたいと考えます。


○総務委員会 委員長 北野 裕規

<基本方針>


 2016年度、熊野青年会議所は理事長所信にありますように、メンバー全員が失敗を恐れずにチャレンジし、地域のリーダーとなるべき運動をしていくことを目標としています。リーダーには多くの素質が必要と考えます。その中には、努力して生まれるもの、生まれ持ったものがありますが、今の私たちにはすべてが必要だとは考えていません。なぜならば、熊野青年会議所という組織に属し、1つのことを目標に運動する仲間がいるからです。
今年度は、熊野青年会議所にとって45周年という節目の年であります。この45年間は、諸先輩方が磨いてきたダイヤです。光り輝くダイヤは磨けば磨くほど、更に輝きを増し、輝き方を変化させます。節目の年である今年度はより一層輝きを増すチャンスがあります。そのためには、理事長を中心として、メンバーがチャレンジすることが必要条件だと考えます。
 サブスローガンにあります、「自信を持って歩もう」には、総務委員長やメイン事業を拝命した私にとってチャレンジすることに対して、気付きを与えてくれた言葉です。私自身の青年会議所活動を振り返ると失敗を恐れてしまい、チャレンジできずにいたこともありました。「自信」がなければ一歩踏み出すこと、「チャレンジ」ができません。
 青年会議所活動は個人がチャレンジすることだけでは、必要十分条件を満たせません。各委員長やメンバーが議案を創りだし、全メンバーが共有することで、想いが繋がり、条件を満たせます。総務委員会として、通例の理事会、総会、事業、例会を滞りなく行うために、理事長団と密に連絡を取り、迅速かつ正確な情報共有が行われるよう活動します。また、メイン事業では、地域の子どもたちが活き活きとスポーツができる場所を提供します。ここ熊野の地では野球やラグビーなど一部のスポーツは盛んに行われておりますが、地域間の差のあるスポーツは多くあります。そういったスポーツを行う子どもたちにスポットを当てた事業を展開します。
 45周年という節目を迎えるに当り、重要な活動を担わせて戴くことに、大きな責任感を覚えますが、その責任を全うすることで、リーダーとしての素質を1つ1つ会得し、熊野青年会議所と伴に更なる飛躍の年と致します。


○熊野プライド委員会 委員長 赤阪 友加

<基本方針>


 本年度熊野青年会議所は過去に例の見ない会員減少の中、創立45周年を迎えます。決して人数だけで価値が測れるものではないですが、やはりこの地域をよくしていこうと思うのであれば人数も影響力も増していかなければ未来は切り拓かれないのではないでしょうか。現状の熊野青年会議所では影響力が衰えていることは否めない事実であります。
 本年度は熊野プライド委員会の委員長を仰せつかりました。この委員会では、周年事業の中で記念式典を担当しますが、これまで先輩方から脈々と受け継がれてきた熊野青年会議所の歴史を紐解き、先輩方の地域に対する想い、青年会議所に対する想いを受け継ぎ、我々青年会議所がこの熊野で存在する意義や、絶やしてはいけない青年会議所の輝きを今一度確認し、今後も明るい未来に向け、さらなる高みを目指して輝き続けていくことを表明する式典にしてまいります。
また、創立40周年を迎えた5年前(2011年)は東日本大震災と紀伊半島大水害により、我々は周年事業を中止して復旧活動の時間に充てることを余儀なくされました。その際、三重ブロックの各地青年会議所のメンバーが我々の地域に駆けつけ、共に復旧作業に参加していただき、汗を流し泥まみれになって一緒に活動していただいたことを決して忘れてはなりません。当時の周年実行委員長として、各地青年会議所にその時の感謝の気持ちを今年度の式典でしっかりと表し、地域の方々にも青年会議所間の絆の強さ、思いやることの尊さ、助け合いの精神をしっかりとお示ししてまいります。
我々は立ち止まることのできない団体です。熊野プライド委員会では、委員会名の通り、明るい未来を目指しつつ、これまでの先輩方の熱い魂を受け継ぎながら、これまで以上に何事にも責任と自覚、プライド持った活動を続けてまいります。その活動の結果は必ずや賛同してくれる仲間も増やし、影響力も強くなるはずです。熊野プライド委員会の委員長として、すべての事をメンバー全員で取り組み、メンバー全員が個人としても団体としてもプライドを持って活動し、地域のオピニオンリーダーとしても活躍できるよう先導してまいります。