日本国の防衛(鶴見大学)


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Posted by 倉西先生 on 2007/05/19 12:00:58:

    質問
     自衛隊の存在やあり方をめぐっては、度々議論が起こり、イラクへの人道支援目的の自衛隊派遣や自国の防衛力強化に反対する集団もありますが、それでは、日本国は、どのようにして自国を防衛してゆくのでしょうか?

    回答
     一国の防衛政策とは、まずは、自国の防衛力の強化、そうして、自国の軍事力のみでは実質的に防衛が不可能である場合には、他国と同盟を結ぶことになります。
     したがいまして、もちろん、自国のみで防衛できることが最も望ましい状況なのですが、周辺諸国が軍備拡張に努めている現状を観察してみますと、日本国が一国で自国を防衛できない場合も想定しなくてはなりません。このように考えますと、ミサイル防衛構想を含めた自国の軍事力のハイテク化+日米同盟の強化が、最も現実的な路線であると、先生は考えております。
     なお、講義でも述べましたように、国際連合(国連)には、日本国を確実に防衛する仕組みがありません。拒否権を持つ常任理事国から攻撃を受けた場合には、確実に、機能停止になってしまうのですから・・・。


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