Posted by 倉西先生 on 2007/05/26 11:32:36:
格差社会は、これからも問題になりますので、日本国も、何か対策を講じなければならないのですか? 回答 格差には、国と地方、地方間、個人間、世代間など、様々な種類がありますが、いずれも、歳入や所得をめぐる問題であることにおいて共通しています。国と地方ならびに地方間の格差につきましては、今国会でも議論されておりますように、税制改革によりまして、ある程度の解決は可能であるかもしれません。また、世代間の格差については、公的年金制度を工夫することによって、緩和する可能性があります(現行の制度では、若年層が不利となる!)。 最も難しいのが、個人間の格差です。それは、政府というよりも、民間企業の内部における収益配分システムや採用の問題であるからです。ですから、政府は、直接的に介入することはできないのですが、雇用創出のための規制緩和やニート層に対する職業訓練の強化など、間接的な手法を用いることになりましょう。
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