Posted by 倉西先生 on 2007/06/02 09:47:16:
日本国の外交姿勢が、近隣国家に対して弱いのは何故なのでしょうか? 回答 質問の近隣諸国とは、中国、北朝鮮、韓国、およびロシアのことではないか、と思います。これら近隣諸国に対する日本国の外交姿勢は、1.歴史的な要因と2.現政権の政治的思惑からの影響を受けています。 中国につきましては、歴史的には、日中戦争と共産党政権の成立が中国の反日政策の根底にあること、また、政治的には、21世紀の大国化を目指す中国が、日本国内においても親中国派を形成しようとしていることなどが、日本国弱腰外交の要因となります。 また、韓国と北朝鮮につきましては、日本国による日韓併合の歴史が、ことあるごとに日本国への批判材料として用いられていますし、この歴史カードは、現在においても、有効な政治カードとして日本国に対して何らかの要求がある場合に、頻繁に切られてます。また、日本国内における韓国系や北朝鮮系の活発なロビー活動(工作活動?)もまた、日本国を弱腰外交へと向かわせています。 ロシアにつきましては、平和条約も結ばれておらず、戦後処理さえ完了していないのですが(北方領土問題があるため)、政治的には、ロシアは、再び覇権主義へと回帰しており、日本国の主張を軽視する傾向にあります。 以上に簡単に要因を述べてきましたが、近隣諸国は、日本国に対して歴史の”負い目”を強調し、それを、政治的にも自国の国益のために利用しようとしているようです。しかしながら、このままでは、近隣諸国の違法行為や迷惑行為までも、日本国が不問に付すことになりますので、やはり、相手国の行為に非がある場合には、国際法や道理に従って、毅然として違法行為を咎め、迷惑行為に対して是正要求を行うべきです。短期的には、両国間に摩擦が起きるかもしれませんが、長期的には、平和の基礎を築くことになるでしょう。
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