関税同盟について

質問
　関税同盟について、もう一度、詳しく説明してください。

回答
　関税同盟とは、複数の国の間で条約や協定を結んで、相互に貿易を自由化する一方で、他の第三国に対しては、共通の関税を設定することです。つまり、加盟国は、相互に自国の関税率を削減したり、数量制限を撤廃する一方で、共通の関税率を適用する義務を負うのです。この措置によって、加盟国間の貿易は促進されますが、共通関税の税率が高い場合には、貿易障壁として作用しかねません。EECの場合、この保護主義の側面は、農産物市場において顕著に見られます。

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