強制起訴の妥当性(鶴見大学)


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Posted by 倉西先生 on 2010/10/08 18:25:21:

    質問
    1. 今、まさに民主党の剛腕とも言われた小沢一郎元幹事長が強制起訴されたことで大きな問題となっておりますが、ある意味、菅内閣にとっては、目の上のたんこぶがとれたような感じではないでしょうか。
    2.先生は、この強制起訴は、妥当だと思いますか。
    3.管内閣は、小沢氏をどう対処したら良いと思われますか。

    回答
    1.民主党の代表選挙では、菅氏と小沢氏は対立候補となりましたが、実際には、政権与党となる過程で、持ちつ持たれつの関係にあったことを考えますと、”目の上のたんこぶ”はとれたけれども、自らの政治基盤は弱体化すると言うジレンマに陥るものと考えられます。
    2.一般的な国民の判断に基づく、妥当な結論ではないかと思います。
    3.今後、国会で、小沢氏の証人喚問が要求されたり、議員辞職勧告決議が提出された場合、民主党は、対応に苦慮することになることでしょう。ここでも、小沢氏を庇うと国民の支持を失い、小沢氏を突き放すと、党内が分裂するというジレンマに直面することになるからです。国民の声に耳を傾ける政治家であれば、前者を採るのでしょうが・・・。

     


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