TPPの医療制度と著作権問題(鶴見大学)


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Posted by 倉西先生 on 2011/11/11 20:30:57:

    質問
     TPPに参加することで、医療に格差が生じたり、著作権が違う形式にあると言う話を聞いたのですが、それは、本当なのでしょうか。

    回答
     医療費については、日本国では、公的医療保険制度の下で国民皆保険が実現していますが、アメリカをはじめ、他の参加国では、このような制度はほとんど存在していないのです(オバマ政権では、公的医療制度に近い制度を導入…)。そこで、自由診療がスタンダードとなることを懸念する声が当たっているのですが、政府は、この分野は、TPPの交渉の対象外であると説明しています。著作権については、保護期間の延長、非親告罪化、および、法定賠償制度の導入が、議論されているようです。こちらの方は、アメリカ側からの要請があるようですので、議論の対象となるかもしれません。


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