年金問題（聖学院大学）

質問
　昨日、テレビを見ていたら、年金問題をやっていて、生まれた年によっては、かなり損をするという事をやっていて、1990年生まれだと、2240万円も損をするという事を報道していました。こうなると、年金を納めないで自分で貯金をした方が良いのかと思いました。私たちの世代は、自分で貯金するのと、国に年金を納めるのは、どちらが良いですか？

回答
　まず、企業に勤めるようになりますと、まず、会社が社会保障の事務手続き（厚生年金を含めて・・・）を行いますので、加入しない、という選択肢はないのです（現行の制度では、配偶者も自動的に加入・・・）。また、自由業や個人事業といった職種であっても、法律では加入を義務付けていますので、国民は、国民年金の被保険者となります。もっとも、強制手段や罰則規定がありませんので、加盟しない人も存在はしているのですが・・・。この問題、特に損をするとされる若年の世代の人々は、将来が不安でしょうから、政治サイドで、この不安を取り除きくための制度改革を行うべきと思います。

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