中国の為替介入(鶴見大学)


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Posted by 倉西先生 on 2012/06/01 17:54:47:

    質問
     政府の介入は、好ましくないというお話ですが、中国が、常に介入しているのが許されているのは、何故でしょうか。

    回答
     国際社会では、再三にわたって、元安政策を実施している中国政府に対して、為替取引の自由化を求めてきました。しかしながら、中国政府は、急激に成長した経済力を背景に、人民元の変動幅を広げるといった措置でお茶を濁し、”調整可能な固定相場制”を維持しているのです。言い換えますと、許されているのではなく、中国政府が、国際社会からの要求を撥ねつけているのです。


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