シカゴ学派対ケインズ学派の対立（鶴見大学）

質問
　シカゴ学派vs.ケインズ学派とは、具体的にどのような対立なのですか？

回答
　簡略化して説明しますと、シカゴ学派とは、経済的な自由を尊重する立場にあり、市場に対する政府の介入に対しては、否定的でした。一方、大恐慌による経済停滞からの脱却が重要課題であった時代を生きたケインズは、経済に対する政府の積極的な介入を認め、裁量的な政策を追求することにより、失業などの問題に応えようとしました。つまり、自由主義対介入主義の対立構図として描くことができます。

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