Posted by 倉西先生 on 2013/06/07 20:03:55:
株価と円安・円高の関係がよくわかりません。円安だと輸出業が良く、円高だと輸入業に良いのは分かります。でも、円安・円高は、何によって決定されるのですか?円の値段とは、株価のことですか?でもそれだと、株価が上がるとは、円高になることですよね? 回答 為替相場の変動とは、基本的には、貿易決済に伴うものであり、相場は、外国為替市場における各国通貨の需要と供給によって決定されます。例えば、ドル決済の貿易量が増えると、為替市場におけるドル需要が高まり、ドルが買われてドル高となります(ドルを買うために売られた通過は相場が下がる…)。ただし、貿易決済は、為替変動の一面に過ぎず、実際には、為替市場には、変動リスクの回避を起源とする先物取引などもありますので、投機マネーなどが大量に流入しており、さまざまな思惑から相場に影響を与えています。また、政府が、自国通貨の相場をコントロールするために、市場に介入することもあります。 円の値段は、株価のことではなく、為替相場が円安に傾いた場合、金融機関や投資家が、日本企業の輸出拡大や景気回復に期待して、証券市場で日本株に資金を投入することによって株高となります。
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