Posted by 倉西先生 on 2013/06/28 19:23:41:
あらゆる意見を交換できるメリットのある二院制だが、片方の発言力が強いあまりに一方の存在の必要性が弱くなっているのではないか? 回答 両院のうち、どちらに優越権を認めるのか、という問題は、国家機構の設計上の重要な課題です。例えば、日本国の場合には、内閣総理大臣の指名や予算などについては、衆議院に優越権を認めていますが、それは、両院に対等の権限を認めると、総理の不在や予算の未成立といった、あってはならない事態が発生するからです。これらの事例が示すように、必ずしも、両院同等が良い、とは言い切れないのです。
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