秘密保護法について（鶴見大学）

質問
　秘密保護法案について教えてください。

回答
　通常、国家一般には、スパイや工作活動に対処する法律があるのですが、これまで、日本国には、公務員による情報漏洩を取り締まる法律さえ存在しておらず、”スパイ天国”と称されていました。今般、国会に提出されている特定秘密保護法案は、こうした状態を改善するための一歩として、防衛、安全保障、外交に関する情報のうち、特に重要なものを秘密として指定し、秘密指定を受けた情報を漏らした公務員に対しては、罰を与えるという内容のものです（30年を越えて秘密指定を延長するには内閣の承認が必要…）。中国の軍拡等あり、安全保障上必要な法案なのですが、取材の制限を受けかねないマスコミや、国民の知る権利への侵害を懸念した一部左翼や知識人は、この法案に、強固に反対しております。

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